
阪神が前半に大量7点を奪い、後半の巨人の追い上げをかわして3連勝した。プロ初の1番で先発した立石正広内野手(22)がプロ初の猛打賞、プロ初の打点。チームを快勝に導き、東京ドームデビューで鮮烈な印象を残した。
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立石正広内野手(22)が初めての伝統の一戦で実力を見せつけた。第1打席。名前がコールされると、敵地に集まった虎党の期待が大歓声となった。
「色々なお客さんがいる前でプレーすることを夢見てきた。まず第一歩として、プレーできてうれしかった」
幼少期から「よく見ていた」という巨人戦。当時、見ていた長野久義氏(41=巨人編成本部参与)を「今日チラッと見られてうれしかった」。少年のようにキラキラとした笑みを浮かべた。タテジマに袖を通し、夢舞台に立った背番号9。「ドームというのもあったと思うんですけど、声が響いて、すごい歓声だったので、またこういう試合をいっぱいできたら」。いきなり3安打で度肝を抜いた。
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創価大の3学年先輩、巨人門脇とも対戦。立石は1年秋。「負けた門脇さんの最後の試合も出ていました。その時に試合に出ることが当然じゃないといけないと思いました」。先輩の勇姿に、自身もプロ入りの覚悟を決めた。大学時代は門脇の試合を見て学ぶことも多かった。「ずっとお世話になって、自分が大学決める時も門脇さんの影響はあったので、そういう選手と同じグラウンドで戦えたことはうれしかった」と感謝した。
レジェンドたちが数々のドラマを生んだ伝統の一戦は今年で90年。立石が新たなスターとなり、伝説を作る。【村松万里子】
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