残留懸かる大一番前にリハビリのため母国へ帰国…物議醸す主将ロメロの行動にデ・ゼルビ監督が言及

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2026年05月23日 00:06  サッカーキング

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負傷交代となったサンダーランド戦でのロメロとデ・ゼルビ監督[写真]=Getty Images
 トッテナム・ホットスパーを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、物議醸すキャプテンの状況について説明した。

 プレミアリーグ第37節終了時点で降格圏の18位ウェストハムと勝ち点2差の17位に位置するトッテナム。24日にホームで行われる最終節のエヴァートン戦では得失点差のアドバンテージによって引き分け以上で、自力での残留を確定させられる状況にある。

 その今季最終戦はクラブの今後を大きく左右する非常に重要な一戦となるが、同試合では今季からキャプテンを務めるアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが不在となる。

 先日行われたサンダーランド戦でヒザを痛めたロメロは今季中の復帰が絶望的となったが、アルゼンチン代表として臨むFIFAワールドカップ2026には間に合う見込みだと見られている。

 ピッチ上で大一番を戦うことはできないものの、キャプテンとしてはトレーニンググラウンドや試合当日のドレッシングルームで仲間を鼓舞するメンター的な役割はこなせるはずだったが、エヴァートン戦を前にロメロはアルゼンチンに帰国したことが判明した。

 ロメロの古巣ベルグラーノのルイス・アルティメ会長は、アルゼンチンメディア『TyC Sports』のインタビューで「昨日、彼は練習していた。私は彼に、ワールドカップに最高のコンディションで臨むのは彼だと思うと伝えた。彼の様子を見たが、絶好調だ。十分に休養を取り、チームが最高の状態で合流できるだろう」と、同選手がW杯に向けたリハビリを目的にクラブでトレーニングを行っていることを認めた。

 また、一部現地メディアはトッテナムがエヴァートン戦を戦う24日にベルグラーノとリーベル・プレートのプリメーラ・ディビシオン決勝をスタジアムで観戦予定であるとも報じている。

 一連の報道を受け、当然のことながら激怒しているのが、トッテナムのサポーターだ。

 ロメロは自身のSNSを通じて「いつもみんな一緒」というフレーズを頻繁に使っているが、そのなかでの大一番での不在に強い憤りを示している。

 その一件が発覚した翌日となる22日に行われたデ・ゼルビ監督の公式会見では当然のことながら不在のキャプテンに関する質問が飛んだ。

 これに対してイタリア人指揮官はスパーズファンがロメロに不満を抱いている理由を理解できるかと問われ、「100%理解できる」と真摯に答えながらも、その経緯についてこう説明している。

「彼はメディカルスタッフと話し合った。そして、アルゼンチンのメディカルスタッフとともにリハビリを完了させるため、アルゼンチンへ行くことを決めた。先週、彼とそのことを話した。彼は常にチームに残りたいという意思を示していたが、彼はケガをしている。私も馬鹿ではない。もしクラブよりも自分のことばかり考える選手がいるとしたら、私はもう以前のロベルトには戻れない。しかし、クティ・ロメロに関しては何も言えない。なぜなら、私が監督に就任した時​​から現在に至るまで、彼は私に対して常に誠実だったからだ」

「リーダーは皆同じではない。(同じく負傷離脱中の)ベン・デイヴィスは私と話し、今日チームに残りたいと申し出た。彼はチームメイトとともにホテルのロッジに滞在したいと言っている。しかし、ロメロはワールドカップに向けて準備しているのだ」

 さらに、ロメロはすでにトッテナムでの最後の試合を終えているのかとの厳しい質問に対しては「わからない…。明日が終わればトロフィーもボーナスもない。それ以上のものがある。クラブの歴史、選手とその家族の誇り、そして全員の尊厳だ。未来へのエネルギーを無駄にするわけにはいかない。私は愚かではない。自分が何を望んでいるかは明確だが、それにはプロセスがある」と明言を避けている。

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