
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム3−5巨人>◇30日◇エスコンフィールド
巨人が日本ハム相手に連勝を収め、4カードぶりの勝ち越しを決めた。橋上秀樹監督代行(60)体制で初の連勝となった。今季初先発となった西舘勇陽投手(24)が最速153・9キロの力強い直球で攻めの投球を披露。105球を投げて、6回4安打無失点8奪三振3四球。約1年ぶりの白星を手にした。
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長かった。巨人西舘は「結果的に2カ月…。結構長かった」と離脱期間を振り返る。キャンプは1軍も、コンディション不良で3月から故障班へ合流。4月末まで思うようにボールが投げられなかった。
リハビリの日々が2週間経過し「ああ、もう飽きたな」。投げ出したくなったが「無理やりモチベーションを作った」と増量に意識を向けた。「食べるの嫌いなんです。かむのも面倒だし」と小食だが、こまめな間食から食生活を見直した。
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師匠の存在も力になった。右肩コンディション不良で離脱中の山崎伊織投手(27)とウェートルームで顔を合わせた。「(しっかり)やっているやつが来ると、モチベーションになるわ」。その言葉がうれしかった。真剣に取り組む姿を見てくれていた。オフは山崎の自主トレに弟子入り。開幕後、再び時間を共にし「楽しくというか…学べる時間が多かった」と前向きに過ごせた。
51試合目でようやく迎えた今季初マウンド。150キロ超えの直球を連発し、力強さを示した。「ちゃんと投げられて良かった」と安堵(あんど)したが、喜びは控えめだった。「今年こそはという気持ちはある。けがするのは一瞬なので。わからないですけど」。苦笑いの中にも、覚悟がにじんだ。出遅れた3年目。西館のシーズンが始まった。【北村健龍】
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