ユニクロ、26年夏のテーマは「適材適暑」 シーンに合わせた着こなしを提案

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2026年06月01日 15:00  Fashionsnap.com

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 「ユニクロ(UNIQLO)」が、2026年の夏を快適に過ごすための考え方として「適材適暑」を訴求する。年々過酷さを増す夏の暑さに対して、ワンパターンの服装ではなく、シーンに応じた着こなしを提案することで対応していく。

 近年、夏の長期化や酷暑化が進行している。東京では3年連続で3月に夏日を記録するなど夏の始まりは年々早まり、2020年から2025年の5年間で、1年のうち夏日の初日から最終日までの期間は約1.5ヶ月長くなった。気温が35℃以上の日を示す猛暑日も増加傾向にあり、2025年には観測史上最多の29日を記録。気象庁は2026年、最高気温40℃以上の日を指す「酷暑日」という名称を新たに定めた。 

 ユニクロの「適材適暑」の考え方の背景には、一様ではない日本の夏の暑さがあるという。同社は、梅雨時期の湿気、真夏の直射日光、熱気が残る熱帯夜など、時期や時間帯、環境によって暑さの質が大きく異なる点に着目。こうした多様な暑さに対し、その質に合わせた装いを選ぶことが快適に過ごす上で重要だとしている。プロジェクトの立ち上げにあたっては、暑さ対策の専門家であり、全国の地方自治体や官公庁が官民一体で取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」の実行委員長でもある三宅康史氏を招き、医学的知見を取り入れて整理した。
 具体的な取り組みとして、6月中旬から「適材適暑」の特集サイトを順次オープン。第1弾は「梅雨編」、第2弾では「猛暑編」の公開を予定している。また、6月1日からJR池袋駅中央1改札内店、ウイング新橋店、なんばウォーク店、名古屋エスカ店、博多口地下街店を「エアリズムラッピング店舗」として涼やかな店舗デザインに変更。ラッピング店舗の店頭には、その日の暑さレベルを直感的に把握できる大型の気温計を設置する。

 メディア向けに開催された発表会では、三宅氏が登壇し、梅雨時期の各シーンに合わせたコーディネート事例を提案。調理の火や湯気で熱・湿気がこもりやすいキッチンでは、エアリズムインナーにコットンリネンシャツ、リネンイージーショーツの組み合わせを、通行する道によって様々な角度から日光が差し込む車中では、ゆったりとしたシルエットのUVカットウェアで動きやすさを確保しつつ、サングラスで日射から目を守ることを勧めた。

 そのほか、「適材適暑」の考え方の応用として、小田急電鉄が2025年から係員用の夏季制服としてエアリズムコットンカノコポロシャツを取り入れている事例を紹介。係員からは「涼しくて快適」「肌触りがよく汗がすぐに乾く」など好評で、現在はアルバイトまで着用対象を拡大しているという。ユニクロ ジャパンマーケティング部の古宿瑠美部長は「働く人々を服の力で支えることも我々の大切な使命。今後も様々な企業と連携し、過酷な夏を快適に過ごすためのソリューションを提案していきたい」と語った。

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