バスケ女子日本代表が33歳の誕生日を前に病気を告白「このことを公表することにも怖さが」

0

2026年06月01日 23:15  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

宮澤夕貴のインスタグラムから

バスケットボール女子日本代表の宮澤夕貴が1日、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になるバゼドー病と診断されたことを自身のインスタグラムで公表した。「12月に病院に行った結果、バセドウ病と診断されました。今シーズンは、その病気と向き合いながら過ごしていました」と明かした。


シーズン中から微熱が続いたり、強い疲労感、食事を取っても体重が増えないなどの症状があり、病院に行った結果、診断を受けたという。


「自分でもコントロールできないくらい気持ちが落ちてしまう日があったり、身体が思うようについてこなかったり、今まで経験したことのない感覚の連続でした」。練習に行くことにおっくうになり、試合会場で涙が出てきたり、理由もなく不安になることがあったりしたという。


「“頑張りたいのに頑張れない”“前を向きたいのに心がついてこない”そんな感覚がずっと続いていました。あとから、この病気には気分の落ち込みや不安定さの症状が出ることもあると知りました。それを知った時、『自分が弱くなってしまったわけじゃないんだ』と思えて、少しだけ救われた気がしました」と苦しい中でも光を見いだそうとした。


2日に33歳の誕生日を迎えるにあたり、1つの決断を下した。


「このことを公表することにも怖さがありました。アスリートとして、これが自分の弱さだと思われてしまうんじゃないか。そう見られてしまうんじゃないか。そんな不安も正直ありました。でも、同じように苦しんでいる方や、近くに同じ病気で頑張っている方の力に少しでもなれたらと思い、今回こうして自分の言葉で伝えることにしました」と告白に至った。


東京五輪銀メダルのメンバーで3月には主将としてワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献。薬を飲みながら治療を続けてプレーしている。


ファンの存在に感謝し「『どんな時も応援しています』『プレーを見られただけで幸せ』『アースさんの3P大好きです』みなさんの一言一言に、何度も救われました。本当にありがとうございました」と思いをつづった。


「ここ数年で、身体のことも、心のことも、今まで以上に自分と向き合うようになりました。でもその分、人の優しさや、当たり前じゃない毎日の大切さにも、たくさん気づけた気がします。新しい一年は、もっと自分らしく、もっと笑って、もっとバスケットを楽しみたいです。そして来シーズンは、みなさんともっとたくさん笑えるシーズンにします!!新しい一年も、自分らしく前を向いて頑張ります。誕生日メッセージも待ってます これからも変わらず、宮澤夕貴をよろしくお願いします!!最後まで読んでいただき、ありがとうございました」と締めくくった。


◆バセドー病 甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる甲状腺機能亢進(こうしん)症の1つ。代表的症状は「甲状腺の腫大」「眼球突出」「動悸(どうき)」「倦怠(けんたい)感」「発汗」「頻脈」等々。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定