元フジ山本幸治氏「モノノ怪」に不倫騒動降板の櫻井孝宏再起用も“だまし討ち”批判噴出し引退

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2026年06月05日 10:37  日刊スポーツ

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山本幸治氏のXから

フジテレビ出身で、退社後の2014年(平26)に企画会社ツインエンジンを立ち上げた、アニメプロデューサーの山本幸治氏(51)が5日、Xを更新。公開中のアニメ映画「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神」(中村健治総監督)に、07年に同局で放送されたアニメで主人公の薬売りを演じ、映画第1作「劇場版モノノ怪 唐傘」にも主演予定だった中、22年に報じられた不倫騒動により降板した声優の櫻井孝宏を、再起用した件で批判が噴出していることを受けて「責任を取ってプロデューサー業を引退することとしました」と引退を発表した。


「劇場版モノノ怪 唐傘」は当初、23年公開の予定だったが、22年に報じられた櫻井の不倫騒動を受けて、23年3月に櫻井の降板を発表。公開を翌24年7月に延期した。櫻井の降板理由は「舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断」と説明し、代わりに薬売りの声優には神谷浩史を起用した。


それが今回「蛇神」で、櫻井を離の薬売り役で再起用し、そのことを事前に情報解禁しないまま5月29日に公開し、公開後の3日間はネタバレ禁止という施策をとったことで、SNS上で「だまし討ちではないか?」などと疑問の声が沸騰。さらに、公式パンフレットの中で、中村健治総監督が山本氏から、薬売りが2人登場するアイデアを打診され、議論の結果、その方向でいくとなった段階で神谷に相談。神谷もそのアイデアが面白いと思い、制作側に判断を委ねたなどと記述されていることが拡散。櫻井の起用の判断を神谷に委ねたのでは? との批判も飛び交っていた。


山本氏は「現在、声優の降板と再起用とその情報の出し方について、たくさんのご意見を頂戴しております。製作を統括する立場より、経緯のご説明とお詫びを申し上げます。(中略)降板の原因となる一連の騒動によって、スタッフ内からもこのまま作り続けることが難しいのではないかという声が上がり、このままでは作品制作が継続できないと感じていました。それとともに、お客様に作品を楽しんでいただく環境が崩れてしまったのではなないかというのが降板を決めた理由です」と改めて説明した。


ところが「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神」制作の過程で「もう一人の薬売りを召喚するというアイデアが出されました」と説明。「映像だけで登場させる選択肢もありました。しかし、どこかで離の薬売りを求めるファンの声に応えたいと考えていたこともあり(中略)再起用を決断しました」とした。また「劇場版の主人公はあくまで坤の薬売りであり、離の薬売りは坤の薬の応援要請に応じて登場する存在として描くこととしました」と続けた。


その上で「離の薬売りとの再会を事前情報なく体験してもらいたいと考え、事前の情報出しを行わず、3日間ネタバレをしない期間を設ける施策を行いました。結果的にこの施策が、離の薬売りの登場を望まない方々に対して、鑑賞するか、鑑賞をしないかを選択する機会を損ねる結果となりました」と、情報解禁に問題があったと説明。「事前に出演者情報をお伝えしなかったことで不快な思いをされた方がいらっしゃることについて、配慮が不足しておりましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。


また、櫻井の再起用の判断を神谷に委ねたように伝わっている件について「降板についても再起用についても、製作を統括する自分が判断したことであり、神谷様にはこちらの意思について承認を得た形」と説明。「制作者の思いを汲んでいただき、ご理解いただきましたこと、何よりも劇場版三部作の坤の薬売りをともに作り上げていただきました神谷様に心より御礼とお詫びを申し上げます」と謝罪した。


そして「これまでも、自分が強引に進めたことがトラブルの要因となっていることが多く、その瞬間瞬間は、諦めないこと、進むことを選んできたのですが、『モノノ怪』については自分で責任を取るべきと考えていました」と自身の強引さが問題の根源だと指摘。「モノノ怪に限らず、これまで不快な思いをされたお客様、ご迷惑をおかけした関係者の皆様に対してお詫び申し上げます」と謝罪した。


今後については「時代感覚、顧客感覚との乖離を感じることが増え、それによるチームへの影響、グループスタジオ、作品への影響などを考えてのことです。今後は経営と後進の育成、業界のゲームチェンジに挑むつもりです。(仕込み済みの作品のクレジットは変更しません)」とした。


山本氏はフジテレビ在籍時は著作権部に所属し、05年に深夜アニメ枠「ノイタミナ」の設立に関わり、14年9月の退職までけん引した。「フジテレビ時代から20年以上、企画・製作のプロデューサーを濃淡含めて100作品くらい関わらせてもらってきましたが、その中でも中村監督作品は自分にとっていつも特別なものでした。最後の作品が『劇場版モノノ怪』でよかったです。最高の出来上がりになっておりますので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とつづった。

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  • 辞めるほどの話かなあ…。ツインエンジンだから薬売りもツインって程度ではないか。ギョウカイの怪。
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