ガイアフォース(撮影:下野雄規) 今週の日曜日は、東京競馬場で安田記念(GI・芝1600m)が行われます。
過去10年の安田記念では年齢が若いほど好走率が上がる傾向になっています。以下はここ10年の安田記念の年齢別成績です。
3歳馬 [0-0-1- 3] 複勝率25.0%
4歳馬 [5-3-2-33] 複勝率23.3%
5歳馬 [2-5-3-39] 複勝率20.4%
6歳馬 [3-1-2-31] 複勝率16.2%
7歳以上 [0-1-2-26] 複勝率10.3%
上記の結果を見ると、7歳以上の高齢馬の複勝率が極端に低くなっています。安田記念はマイルのトップレベルが相手となる一戦。その中で結果を残すには、当然高い能力が必要不可欠ですし、その力を出し切ることも重要になってきます。
7歳以上の高齢馬はピークを過ぎている可能性が高いことや、年齢的に大きな上積みが見込めないことから苦戦していると考えられます。今年の安田記念でも年齢を重ねすぎている馬は以前の力を出し切れない可能性がありますし、過度な期待はしない方が賢明かもしれません。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
7歳以上で前走5着以下
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:ガイアフォース、サクラトゥジュール、セイウンハーデス、ロングラン
※特に言及のない限り、データは過去10年の安田記念(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想されるガイアフォースが該当しました。
過去10年の安田記念で7歳以上の馬で好走したのは25年ソウルラッシュ、17年ロゴタイプ、16年フィエロ。この3頭は前走で4着以内と大崩れしていなかった馬。前走で4着以内に善戦している高齢馬は、能力の衰えがそれほどなく、本来の力通りに走れる可能性が高い馬と言えます。
一方、前走5着以下と目立った結果を残せていなかった7歳以上の馬は、すべて馬券圏外と厳しい結果になっています。前走で善戦できていないのは能力の衰えがある可能性が高いですし、リズムを崩していることも苦戦している要因なのかもしれません。
該当馬に挙げたガイアフォースは前走でドバイターフに出走し6着。海外の強豪相手で仕方ない結果ではありますが、終いはいつもの粘りが見られませんでしたし、年齢的な衰えを感じさせるような走り。
昨年は安田記念、マイルCSで2着と元々の能力は高いモノがありますが、今回は年齢の影響でその力を出し切れない可能性も十分に考えられます。過去の傾向から好走には期待できないデータにも該当していますし、人気が有力で妙味が薄いことも考えれば、本馬の評価を割り引いた馬券で勝負するのも、ひとつの手と言えるのではないでしょうか。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。