【ヤクルト】奥川恭伸 プロ初完封の快投生んだ“エンジン全開”投球「とにかくまず5回までと」

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2026年06月15日 06:00  日刊スポーツ

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ソフトバンク対ヤクルト プロ初完封でソフトバンクに勝利し、ウイニングボールを手につば九郎と笑顔で記念撮影するヤクルト奥川恭伸(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク0−4ヤクルト>◇14日◇みずほペイペイドーム


ヤクルト奥川恭伸投手(25)のプロ初完封の快投を生んだものは何だったのか。


「かわしてというよりは、どれだけ自分の力が通用するのかなぐらいで、開き直ってマウンドに立った」


昨年末の契約更改時から口にしていた今季目標の一つが「規定投球回到達」。できるだけ長くなげることを目標にマウンドに上がっていたが、今回は違った。相手打線は交流戦で12球団ダントツ81得点をマーク。「長いイニングを投げるという考えを捨てて、とにかくまずは5回までと思って投げた」。初回からチームスローガン通り“エンジン全開”で投球し、この日の最速154キロも計測。完封も意識せず、9回も「打たれても後ろがいると思い切っていった」と明かした。


「しっかりトレーニングとかもできているので去年に比べたら強くなった」と、秋から春の鍛錬も生きた。ブルペンでは昨年12月から約80球を投げた日もあり、1月中旬には102球。「フェニックスやキャンプで鈍感力が身についた」と冬も半袖で過ごし、心身ともに鍛えた。春季キャンプではプロ初の100球超えの投げ込み。開幕後を見据えて体を作っていった。


技術面では低めの強い直球をテーマとし、山本投手コーチは「オフから取り組んできたことが出ている」と評価。心技体がそろって快投だ。【塚本光】


▽ヤクルト池山監督(昨季までも2軍監督として見ていた奥川について)「肘の痛みからよくここまで。良かったり悪かったり手術も。これを期待して待っていた。今日のストレートの走りと高さがすごく良かったので安心して見ていられました」

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