


嬉しい言葉でした。相手を「できない側」と決めつけるのではなく、目の前のリカちゃんが「成し遂げていること」を真っ直ぐに認め、感謝し、そのうえで対等なパートナーとして手を貸す。それはあの日私がカイトに伝えたかった、理想的な向き合い方そのものでした。
カイトの目はキラキラと輝いていました。「女なのに」という言葉で相手を型にはめていたときは、カイト自身も見えない枠に縛られていたのかもしれません。枠を外したことで、カイトは初めてリカちゃんというひとりの友人と、フラットに出会えたのだと感じました。
学校から帰ったカイトが、図書室での出来事を話してくれました。重い図鑑を運ぶリカちゃんに、以前なら「女なのに」と言いそうなところを、リカちゃんの「頑張り」に注目して「たくさん運べてすごいね」と声をかけ、一緒に作業したそうです。性別で型にはめるのではなく、ひとりの友人として対等に向き合うことができ、喜ぶカイト。その成長した姿が誇らしく、言葉ひとつで世界を優しく変えたカイトに、心の中で大きな拍手を送りました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・魚師 編集・横内みか
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