
天皇、皇后両陛下は6月13日から26日まで、オランダとベルギーを公式訪問される。両陛下そろっての複数国訪問は実に24年ぶり。これまで天皇ご一家が訪れてきた地には、いつも笑顔と絆の物語が生まれてきた。
天皇と皇后は訪問を通し各国王族との親交を深められた
ご成婚後、お二人での初の海外公務となったのは、'94年のサウジアラビア、オマーン、カタール、バーレーンの中東4か国ご訪問。その後、雅子さまが療養に入られてからは海外へ赴く機会が途絶えていたが、'06年に当時のオランダ・ベアトリクス女王からの招待を受け、同国でのご静養が実現した。オランダ・ベルギーとの交流と、陛下の即位までの海外訪問をまとめる。
'99年12月 ベルギー
フィリップ国王(当時、皇太子)とマチルド妃の結婚式に参列するため、ベルギーをご訪問。その後も、'02年のW杯観戦や'16年の歓迎晩さん会など、長年にわたり交流を深められてきた。そして今年、27年ぶりにベルギー訪問が実現した。
'06年8月 オランダ
病気療養中の雅子さまの回復を願うベアトリックス王女(当時、女王)の招待を受け、オランダへ。これが初めての海外訪問であった愛子さまとともに、ご家族3人で穏やかなひとときを過ごされた。
'13年4月 オランダ
マキシマ妃からの電話をきっかけに、アレクサンダー国王の即位式にご参列。雅子さまは当時療養中であったが、出席は一部の行事でかまわないというオランダ王室からの配慮を受け、11年ぶりの海外訪問を決断された。
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'94年11月 中東4か国
ご結婚後初の海外訪問として、サウジアラビア、オマーン、カタール、バーレーンをご訪問された両陛下。現地視察や表敬訪問などを通じて各国王族との親交を深められた。
'02年12月 ニュージーランド・豪州
豪州からの招待を受け、同国とニュージーランドをご訪問。シドニーのタロンガ動物園では、コアラやウォンバット、ワラビーなど現地の動物たちと触れ合われた。雅子さまは英語で「可愛くてふわふわ」と微笑まれる一幕も。
愛子さまの初の海外訪問はラオスに
天皇陛下の即位を国内外に知らしめる儀式「即位の礼」が執り行われのが2019年10月。その後、その後、コロナ禍を経て'22年に天皇、皇后両陛下がイギリスを訪問された。'25年11月には愛子さまが初の海外公務でラオスを訪れ、熱狂的な歓迎を受けられた。
'22年9月 イギリス
即位後初の海外訪問は英国。昭和、平成、令和3代の天皇と交流を重ねたたエリザベス女王の国葬に参列し、両国の友好関係を象徴する女王へ最大級の敬意と弔意を示された。なお、天皇が葬儀に参列するのは異例。
'23年6月 インドネシア
訪問中、サプライズ好きのジョコ大統領の提案で急きょ宮殿近くの植物園を訪問することに。移動には、大統領自らが運転するカートが用意され、陛下は「大変面白かったです」と喜ばれた。
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'25年7月 モンゴル
歴代天皇として初めてのモンゴル訪問。終戦80年を前に、日本人抑留犠牲者の慰霊碑へ供花と黙祷を捧げられた。また、歓迎式典や伝統行事『ナーダム』をご覧になるなど、モンゴルの歴史や文化に触れられた。
'25年11月 ラオス
初の海外公務で、外交関係樹立70周年を迎えたラオスを訪問された愛子さま。滞在中には、伝統衣装をお召しになるなど現地の文化へ敬意と親しみを示され、両国の絆の深まりを象徴する記念すべき訪問となった。
