エコロディノス(c)netkeiba 夏の北海道開催を彩る重賞、函館記念。芝2000mで行われるハンデ戦であり、波乱の決着となることも少なくない。今年もオープンクラスの実績馬から条件戦を勝ち上がってきた馬まで多彩なメンバーが顔を揃え、激戦が予想される。過去の傾向を紐解きながら、好走の可能性を秘めた馬をあぶり出していきたい。
1.4歳馬が馬券の中心
過去10年のデータを見ると、馬齢別の成績では4歳馬が[4-2-2-22]で複勝率26.7%と他の世代を一歩リードしている。さらに単勝回収率338%、複勝回収率121%と投資妙味も非常に高い。これからの活躍が期待される伸び盛りの世代を馬券の中心として信頼したい。
2.関西馬に馬券的魅力
出走馬の所属に注目すると、過去10年で美浦所属馬が[6-2-2-60]で、栗東所属馬が[4-8-8-67]となっている。勝ち数こそ美浦所属馬の方が多いものの、複勝率は14.3%と23.0%で栗東所属馬が大きく上回り、複勝回収率162%と回収率の面でも大きなプラスを叩き出している。長距離輸送を克服してでも参戦してくる関西馬には勝負気配が漂っており、軽視は禁物と言えるだろう。
3.前走重賞組に妙味あり
過去10年のクラス別データを見ると、前走で重賞に出走していた馬は[6-6-7-58]で複勝率24.7%。注目すべきは回収率で、単勝回収率164%、複勝回収率165%と、どちらも100%を大きく上回っている。重賞の厳しい流れを経験してきた馬は、ここで人気を落としていても巻き返すケースが多く、馬券的な妙味は非常に大きいと言える。
エコロディノスは栗東所属の4歳馬。さらに前走はGIである大阪杯に出走しており、今回の好走データにすべて合致する。大阪杯では15着と大敗を喫しているが、トップクラスの厳しい流れを経験したことはここへの大きな糧となるはずだ。相手関係が緩和するこの舞台であれば、持っているポテンシャルを存分に発揮できるだろう。ここは主役として期待したい。