
他人の年収を羨んでもキリがないが、自身の過去の紆余曲折を振り返り、現在の環境に”納得と満足”ができているなら、それは一つの成功といえるのかもしれない。
投稿を寄せた40代男性は、ライフライン施設のセキュリティ・安全管理担当として働いている。20歳で働き始めてから今年度の見込み年収が560万円に到達するまでのリアルな給与推移を明かしてくれた。(文:法田ひまり)
「専門卒で正社員で20歳で400万なら悪くはなかったと思います」
男性は専門学校を卒業し、就職氷河期真っ只中で社会に出たという。
「20歳で会社員になり、そのころの年収は400万ほどでした。当時の就職氷河期を考えれば、専門卒で正社員で20歳で400万なら悪くはなかったと思います。しかし、最初の会社は10年勤めましたが、結局440万くらいにしかなりませんでした」
|
|
|
|
10年で40万円しか上がらないとなると、流石にやっていられない。男性はその後、営業の世界へ飛び込んだが、割に合わないブラック企業だったようだ。
「そのあと営業会社に何社か勤めましたが、インセンティブ率が高く、ブラックだったこともあって350〜400をうろうろ」
その後、東日本大震災を機に「人のために何かできる仕事がしたい」と警備会社へ転職。ここでマネジメント経験などを買われ、現場責任者として年収450万円ほどで一度は安定したという。
「防災の仕事の年収相場から考えると3〜4割高い水準」
さらに41歳で現在の会社に転職してからは、順調にステップアップを果たした。
「41歳で今の会社に転職後は、順調にキャリアと実績を積み、昨年度は520万、今年度の見込みは560万ほどで、ようやく人並みの金額になりました」
|
|
|
|
現在の労働環境について、男性はこう自己分析している。
「防災の仕事の年収相場から考えると3〜4割高い水準と言えますので、仕事内容・拘束時間・休日日数のバランスを考えれば、だいぶ恵まれた環境だと思っています」
待遇の不安定なブラック企業に長居せず、相場より年収が高くてバランスの取れた環境へ移ることは、非常に合理的な選択だと言えそうだ。
※キャリコネニュースでは「年収いくら?満足していますか?」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/3O6M1CML
|
|
|
|
