
子どもの学校生活は、ママにとっても気がかりなものです。とくに新学期やクラス替えの直後は、環境の変化に戸惑う子どももいて、つい手を差し伸べたくなる場面もあるでしょう。しかし、その関わり方がいきすぎになってしまうことも。
『小3女の子の話。席替えがあって、前後左右斜めが全部男の子だったらしい。内気なので、近くに女の子がひとりもいないの心配だし、この時期に友だちを作るのが大切なのに先生は何も考えていないと、「席替えしてください」って親が学校に電話したらしい』クラスの男女比は6対4ほどとのこと。投稿者さんは「親の気持ちもわからなくはないが、これはモンペなのでは」と戸惑いを感じています。
「それはモンペでは?」という厳しい声
まず寄せられたのは、「行きすぎではないか」という意見でした。
『普通の感覚の親は、よほどのことがない限り学校のやり方にはもの申さないもの。それはよほどのことではないよ』子どもが多少の不便や不安を経験することも、成長の一部と捉える声が目立ちます。また、
『気持ちはわかるけれど、害がないのに言うのはモンペだと思う』
『小3でそれは過保護だと思った』
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席替え、どこまでなら「相談」になるのか
一方で、すべてがダメというわけではないとの冷静な意見もあります。
『視力が低いのに後ろの席、前の子が背が高すぎて見えない、子どもが言っても教師が聞いてくれない。このくらいでないと席の文句は言えない』学習に支障が出る場合など、明確な理由があれば相談は必要という考えです。また、
『子どもが不安で行きたくないって言うくらいなら、クレームじゃなくて意見として言うかも』
『「次の席替えのタイミングで配慮お願いします」ならありだと思う』といったように、伝え方やタイミングによって受け取られ方が変わるという意見もありました。強い要求ではなく、あくまで相談として伝えることが重要なのかもしれません。
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まずは様子を見てもいい
今回のケースについては、「すぐに連絡するのではなく様子を見るべき」という声もありました。
『親の気持ちはわかる。でもその席でしばらく様子見たらよかったのに』席替えは定期的に行われることがあり、一時的な環境である可能性も高いのではないでしょうか。そのため、すぐに動くのではなく、子どもの様子を見守る姿勢が大切なのかもしれません。
子どものタイプによっては配慮も必要
ただし、すべてのケースが同じとは限りません。子どものタイプによるとのコメントもありました。
『繊細な子ってたまにいるから。そういう子は最初に配慮した方がいいと思うわ』
『過去に男の子が怖かった経験があるなら、配慮は必要だと思う』子どもの性格やこれまでの経験によっては、一般的な対応では負担が大きくなる場合もあります。個々の事情に応じた柔軟な判断が求められる場面もあるでしょう。
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クレームを武勇伝みたいにするのはちょっと…
投稿者さんは電話をしたママ友本人から聞いたよう。なお、この話を「武勇伝」のように話していたという点については、
『そんな話を自分で言いふらしているなら、もうその人とは疎遠一択だな』といった厳しい意見も。学校との関係だけでなく、ママ友同士の距離感にも影響を与える可能性がある行動といえそうです。
「これからどうする?」と導くのも親の役目
さらに印象的だったのは、「ママの関わり方」に関する意見です。
『休み時間は女の子のところへ娘さんが行けばいい』
『どんな心構えで行こうかって寄り添ってあげればいいのに』環境を変えることよりも、子ども自身がどう対応していくかを一緒に考えることが大切なのでしょう。
『内気な子で心配になる気持ちはわかるけれど、世のなかにはいろいろな子がいるんだよ、と処世術を学ぶチャンスなのに』こんな声もあり、今回の出来事を成長のきっかけと捉える考え方もありました。
子どもを思う気持ちは、どの親にもあるものです。しかしその気持ちが強すぎると、子どもの成長の機会を奪ってしまうこともあるのでしょう。大切なのは、どこまで見守り、どこから手を差し伸べるのか、その線引きを考えることではないでしょうか。子どもにとって本当に必要な関わり方を、見つめなおしてもいいのかもしれません。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・春野さくら
