函館競馬場の誘導馬は個性派ぞろい クスっと笑えるプロフィールに注目

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2026年06月26日 20:00  netkeiba

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クリンチャー(撮影:山中博喜)
 函館競馬場では現在、7頭の誘導馬が活躍している。JRAのホームページで紹介されているプロフィールを見ると、それぞれに個性的なキャラクターがあり興味深い。今回はそんな7頭を紹介したい。

 7頭のうち、唯一の重賞ウイナーがクリンチャーだ。2018年の京都記念を制し、同年秋には凱旋門賞にも出走。20年からはダート路線に活躍の場を移し、21年、22年の名古屋大賞典を連覇するなど、8歳暮れまで活躍した。23年に誘導馬デビュー。現役時代は気の強さをのぞかせる場面もあったが、現在は落ち着いて業務に励んでいる。プロフィールには「みんな僕の背中について来い!」と記されており、数々の大舞台を経験してきた実力馬らしい、頼もしさを感じさせる。

 ロバートソンキーも重賞戦線を沸かせた。20年神戸新聞杯3着、22年オールカマー2着。惜しくもタイトルには手が届かなかったものの、祖母のトウカイテネシーがトウカイテイオーの全妹という血統背景も相まって、人気を集めた一頭だった。誘導馬になったのは昨年のこと。「毎日とっても楽しい! 函館で一番の誘導馬になるので応援よろしく!」とのコメントからも、充実した様子が伝わってくる。

 もっともキャリアが長いのがスターバリオン。競走馬時代はダート中距離を中心に30戦5勝をマークした。以前は東京競馬場で誘導馬を務めていたが、その後函館に異動してきた。愛称は「スタバ」。某喫茶店チェーンを思わせるニックネームもあってか、紹介文には「行きつけのカフェに行って、温かい飲み物のみたいなぁ〜」と書かれている。その名前との絶妙なマッチぶりに、思わずクスりと笑ってしまう。

 また、“異色の経歴”ともいえるのが18年に誘導馬となったカダケス。未出走のまま競走馬を引退したが、「函館の馬温泉に浸かっていたら誘導馬にスカウトされた」というユニークなエピソードを持つ。

 このほかにも、スマートレガシー、ノートルプロメス、シルバープリペットの3頭が函館競馬場で活躍している。開設130周年を迎え、例年以上に注目を集める函館競馬場。現地を訪れる際はレースだけではなく、競馬開催を支える誘導馬たちの愛らしく、誇らしい姿にも、ぜひ目を向けてみてほしい。

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