ニコ・パスがコモに完全移籍へ [写真]=Getty Images アルゼンチン代表MFニコラス・パス(ニコ・パス)が、新シーズンもコモに留まる見通しとなった。26日、イタリアメディア『スカイ』が報じた。
現在21歳のニコ・パスはレアル・マドリードの下部組織で育ち、2024年夏にカスティージャ(Bチーム)からコモに完全移籍。世界屈指の攻撃的MFに成長し、2025−26シーズンはセリエAで12ゴール7アシストを記録してクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。
レアル・マドリードがコモと結んだ契約には1000万ユーロ(約18億円)での買い戻しが可能な条項が付帯していたことから、ニコ・パスは今夏のレアル・マドリード復帰が既定路線と見られている。しかし、レアル・マドリードの攻撃的ポジションに人材が飽和していることもあり、そのまま残留するかは不透明な状況だった。
多くのビッグクラブがニコ・パスの動向に注目していたが、「セスク・ファブレガス監督の下でプレーしたい」という本人の強い希望もあり、コモはニコ・パスの再獲得に挑戦。ファイナンシャルフェアプレー抵触などのリスクも検討しながら、レアル・マドリードが定めていた優先交渉期限(6月30日)までにクラブ史上最高額のオファー提示を決断し、これが受け入れられる見込みとなったようだ。
コモが提示するオファーの詳細は、固定額6000万ユーロ(約110億円)に加え、将来的にコモが同選手を他クラブに転売したときに移籍金の一部がレアル・マドリードに支払われる形態。さらに、来夏の移籍市場でのみ有効な8000万ユーロ(約147億円)の買い戻し条項も盛り込まれるようだ。