※画像生成にAIを使用しています「愛犬の世話を頼んだだけなのに、まさかこんなことになるなんて思ってもいませんでした。義母を見る目がすっかり、変わってしまいました」
そう話すのは、結婚2年目の佐伯奈々さん(仮名・33歳)。今年のGW、夫婦で2泊3日の北海道旅行を決行した奈々さんは旅行中の愛犬の世話を義父母に頼んだことから、関係性が悪化。義母の裏の顔を知ってしまいました。
◆旅行中の愛犬の世話を義父母に頼んだ
今年のゴールデンウィーク、久しぶりに夫婦の連休が重なった奈々さん夫妻は北海道旅行を計画。その中で悩んだのは、愛犬の預け先でした。
愛犬は、環境の変化に敏感。ペットホテルに預けると、ご飯を食べてくれません。奈々さんはペットシッターを利用したいと思っていましたが、「他人を自宅に入れたくない」という理由から夫に反対されてしまいました。
「話し合いの結果、車で5分ほどの場所で暮らす義父母に愛犬の世話をお願いすることになったんです」
義父母を自宅に入れることに正直、抵抗はありました。しかし、他に解決策が見つからなかったため、奈々さんは渋々、了承しました。
◆旅行から帰宅後に見た“自宅の変化”に仰天!
夫婦水入らずの旅行は楽しく、奈々さん夫妻はご機嫌で帰宅。しかし、帰宅後、奈々さんは部屋の状態を見て驚きました。
「リビングも寝室も、ピッカピカで……。愛犬の世話だけを頼んだはずなのに、どの部屋も綺麗に掃除されていたんです」
ここまでしてくれなくてもいいのに。知らないうちに物を勝手に触られても気持ち悪いだけだし……。そんな想いがこみ上げてきましたが、礼儀としてお礼は言わねばと思い、義母へ電話をしました。
すると、義母から返ってきたのは「あんな汚い家で息子を暮らさせないで!」という罵声だったそうです。
「共働きで家のことがおろそかになるのはわかるけど、限度ってものがあるでしょ!? あれじゃ、息子が可哀想。家をあそこまで放置するなんて、あなた女じゃないわよ」
そうダメ出しをされ、奈々さんは怒りがこみ上げてきました。
「頼んでもない掃除を勝手にしたくせに、説教される意味が分かりませんでした。ただ、今後のことを考えると義母とは争わないほうがいいなと思ったので、『これから頑張ります』と、こちらが折れる形で電話を切りました」
◆洗面所で気づいた“恐怖の異変”
しかし、奈々さんはその夜、再び義母への怒りを募らせることになります。お風呂へ入ろうと、下着を収納している洗面所の引き出しを開けると、信じられない光景が……。なんと、ブラジャーの紐がすべて切られていたのです。
「誰がこんなことを……と考えた時、浮かんだのは義母の顔でした。きっと、私への怒りをこういう形で発散したんだろうなって」
怖くなった奈々さんは夫に相談。義母にそれとなく、聞いてみてほしいと頼みました。しかし、夫は「母さんがそんなことするはずないだろ」の一点張り。奈々さんの話をまともに聞いてくれませんでした。
「下着を見られたこともショックでした。でも、決定的な証拠はなかったので結局、泣き寝入りです」
この出来事を機に、夫との関係が悪くなってしまったという奈々さん。今はぶつけることができない義母への怒りを、自分でなだめる日々です。
「もし、今度夫婦で家を空けることがあれば、隠しカメラを設置して義母の悪行を収めたい。夫に『あんたの母親ヤバいよ』って言ってやりたい気持ちもあります」
部屋を掃除するという義母の行動は一見、善意のように見えますが、息子夫婦のプライバシーに入り込む過干渉でもあります。巧妙な支配で奈々さんの心を傷つける義母。ふたりはこの先、どんな嫁姑関係を築いていくのでしょうか。
<取材・文/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291