職場で人が怒られているのを見るだけでしんどい…“共感力が高すぎる人”の悩みにアドバイス、共感の声続々

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2026年06月29日 20:50  TOKYO FM +

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職場で人が怒られているのを見るだけでしんどい…“共感力が高すぎる人”の悩みにアドバイス、共感の声続々
フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜〜金曜 9:00〜11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
今回は、「仕事中、周囲の言動や厳しい指摘に敏感すぎてダメージを受けてしまう」という20代女性からの相談を紹介しました。

※写真はイメージです



<リスナーの相談>
私の悩みは「周囲の言動に敏感すぎること」です。特に仕事中、周りで注意されたり、チャットツール上で厳しい指摘をされているのを目にすると、自分が言われているわけではないのになんだかダメージを受けてしまいます。「人の振り見て我が振り直せ」ではないけれど、無意識にそうなっているのかな……と。こんなとき、どんな考え方をすればダメージを受けずに、ポジティブにいられるか、皆さんの意見を聞かせてください!(東京都 28歳)



この相談を受け、パーソナリティの住吉は「分かります、私もわりとダイレクトにダメージを受けますね。周りが言われていることだけじゃなくて、ネガティブなワードに接するだけでも、脳がやられてしまう感覚があって……。私はなるべく避けるようにしています。避けられない場もあると思うので、避けられる場合には避ける、という感じで」と、自身の経験を踏まえて強く同意しました。

さらに住吉は、「『人の振り見て我が振り直せ』みたいなこともあるのかもしれないけれど、私の認識ではやっぱり『共感力』というか、他人事(ひとごと)を自分事にしてしまうことが原因なのかなと。共感しすぎてしまうことに問題があるんだなって、自分でも思っています」と分析。

その根拠として、脳科学者の茂木健一郎さんから聞いた話を明かしました。

「ミラーニューロン(※他人の行動を見たときに、自分自身が同じ行動をしているときと同じように活動する脳内の神経細胞)の働きによって、他人に起きていることが、まるで自分に起きていることのように感情が動くそうなんです。つまり、痛いとか、苦しいとか。子育てをしているときに、子どもが苦しそうな顔をしたら、ママも苦しくなって『何かしてあげなきゃ』と思うような、人間にとってはすごく大事な働き。ただ、それが強く働く人の場合は、他人の痛みを見て、自分も苦しくなったり動悸がしてきたりすることにも繋がるのかな、と理解しています」

その上で住吉は、大切な「自分防衛」について語りました。

「だから本当に、避けられる限りは避けるようにしています。そういう場に接したらスッと離れるとか。メディアでも、しんどいニュースが続く時期を私たちは何度か経験していますよね。もちろん、そういう社会と向き合うことも大事だけど、向き合いすぎて自分が参ってしまう前に防衛することの大切さが、今すごく言われています。まずは『そういう仕組みなんだ』と理解するだけでも、『自分が可笑しいわけじゃない』と思えて少し楽になるはず。むしろ、相談者さんがお優しくて、人のことを自分事のように感じる心があるがゆえのことなのかな、と思ったりしています」と、相談者の優しさを肯定し、リスナーへアドバイスを求めました。

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

まずは、あえて内容を把握して境界線を引く方法や、あえて受け止めて自分の糧にするというプロの視点です。

◆怒られている理由を把握し、「境界線」を引く
私も近くで人が怒られていると心臓がギュッとなってしまうタイプです。会社では、あえて話に聞き耳を立てて、その人がなんで怒られているのかを把握することで、気にならなくなりました。

私が昔勤めていた会社に、新卒の新人がやるようなミスを立て続けに起こすベテラン社員の方がいて、しょっちゅう上席や同僚に怒られていました。席が近かったのではじめは自分も冷や汗だったのですが、みなさん理由なく怒っているわけではないので、怒られている内容を把握することで、「こんなミス私はしないな」「これは私もやりがちだったから、こんなふうに怒られないように気をつけよう。先に怒られてくれてありがとう〜」と境界を引いて考えられるようになりましたし、自分の成長にも繋がりましたよ。(埼玉県 25歳 女性 会社員)

◆あえて当事者の気持ちになり、トライアンドエラーを繰り返す
私はタクシードライバーとして勤務しています。時に、親子でご乗車になったお客様が、ご乗車の間ずっーと親御さんからお子様へお説教タイム……。また時には、電話の向こうのお相手へガミガミ……。至近距離の運転席で聞かされる私は、逃げ場もありません。

また私自身、真後ろのお客様からお叱りを受けることもしばしばあります。お悩み分かりますが、敢えて言動を受け止める方向へ振り返ってみるのはいかがでしょうか。自分が言われている気持ちに、あえてなるのです。そして、一旦考えるのです。怒っている人のご機嫌を伺うだけになっていないか、それとも、本当に今後の自分の糧になっている言葉かどうか。

タクシーを運転していると、お客様から、そして業務中に聴くラジオから、それぞれ話し方、聴き方の参考になって自分に取り入れてトライアンドエラーを繰り返しています。精神的にもタフになりました。他人の言動に敏感になってしまうのは性格の本質の部分なので、今から鈍感になるのは難しいと思います。(東京都 40代後半 男性 会社員)

ーー続いては、イメージの力を使って記憶を消す方法や、自律神経の仕組みに基づいたセルフケアの提案です。

◆頭の中の事柄を「消しゴム」で消すイメージ
共感力の強い相談者様、私も同じです。気になって余計なおせっかいになり、最近大失敗しました。気にしないよう、記憶に残らないよう、私は頭の中のその事柄を文字にして消しゴムで消します。映像でも良いです。胸に手を当てて、「消えろ!」と。でも無関心ではいたくないし、バランスの取り方が難しいです。相談者様が心安らかに過ごせますように。(熊本県 63歳 女性 専業主婦)

◆脳と自律神経の仕組みを知り、自分に寄り添う
わたしも以前、職場でいつも怒ってる人が隣にいて、体調を崩して仕事を辞めたことがありますよ。当時の私は「自分が弱いのかな?」と感じていましたが、最近脳や自律神経の仕組みを知って、「わたしのせいではなかったんだ!」と気持ちが楽になりました。

脳は自他の区別がつかない性質があるのと、神経には緊張している人の状態を汲み取って緊張したり、リラックスしている人の状態を汲み取って安らいだりする仕組みがあります。なので、過敏になるシーンからは適切な距離をとる、そして空を眺める(これだけでも自律神経が整います)など、少しだけ心が和らぐ動作をすることが有効だと感じています。あと、過敏に反応してしまう自分を責めないのも大切。

わたしは過敏に反応が出た時は、「今、怖かったよね」「びっくりしたよね」など、自分に寄り添う声を掛けて、胸や首元、腕などをさするようにしています。自分で自分に触れてあげるだけでも、他人にハグしてもらうのと同じ効果がありますよ〜。(埼玉県 50歳 女性)

ーー最後に、呼吸によるリセット法や、心の中にシャッターを下ろすイメージ、そして過去の苦い経験談が寄せられました。

◆ドキドキしたら「長めの深呼吸」に意識を向ける
お優しい方なんですね。共感力が高いので素晴らしいと思います。もし、ネガティブなワードや状況に接してしまったら、深呼吸してみてください。呼吸に意識を向けたら、「あら……? なんか大丈夫かも?」になっているかもしれません。私もドキドキ、イライラ、シクシクしたら、まず深呼吸しています。お試しください。(北海道 57歳 女性 専業主婦)

◆心の中に「透明なシャッター」を下ろす
そのお気持ち、すごく分かります。周囲のピリついた空気って、吸い込むだけで疲れてしまいますよね。私はそんな時、心の中に“透明なシャッター”を下ろすイメージを持つようにしています。厳しい指摘も「あ、あそこで会議が始まったな」と、テレビの画面越しに眺めているような感覚で、自分との間に境界線を引いてみてはいかがでしょうか。“自分への学び”にするのは、心が元気な時だけで十分ですよ! まずは自分を守ることを優先してくださいね。(広島県 49歳 男性 会社員)

◆職場の悪口に共感できず、メンタルが病んでしまった過去
めちゃくちゃわかります〜! まさに私もそうで、前の職場で周りの人達が1人の人に対しての悪口を仕事しながら言っていて、その事に共感しないと「へぇ〜変わってるね」って言われたことも。なるべく関わらないようにしていたのですが、メンタルが病んでその職場は辞めてしまいました。聞かないフリ、よくしていましたがなかなか難しいんですよねえ。(千葉県 55歳 女性 パート/アルバイト)

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM

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