
1年前は外来アユだらけだった水路を再度訪問し、どんな生き物がいるのか調査していく動画がYouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で14万回以上再生され、「これはひどい」「でっか」「エグい」といった声が寄せられています
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる(@Arakawa455)」のあらかわさん。普段は生き物を見つけるため海へ潜る様子や、ガサガサをする様子などを投稿しています。また、以前は静岡の砂浜で次々と珍しい生き物を発見していく動画が注目を集めました。
今回話題を呼んだのは、1年前は外来生物のアユや「アフリカツメガエル」が大発生していた用水路で、ガサガサ(川や用水路でのタモ網を使った水生生物採集)をする様子です。今回もがやまるさん(@がやまる)の案内のもと、冬を超えたこの用水路の生態系がどうなったのか調査していきます。
用水路を観察していた2人は早速、何か巨大な魚の影を発見。まず、がやまるさんが大きな網を持って用水路の中に立ち、あらかわさんが両手に持った小さめの網を細かく動かしながら、がやまるさんの持つ網に生き物を追い込んでいきます。何度か追い込んでみると、網の中には大きなヘラブナが入りました。水深が30センチ前後しかない、浅い用水路にいるとは思えない大きさです。
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このヘラブナはおなかがパンパンに膨らんでいるので産卵期を迎えたメスだと思われますが、実はヘラブナと同じフナの仲間の中でも「ギンブナ」という種はほとんどの個体がメスであり、オスは激レアな存在なのだとか。それではギンブナは、どのようにして繁殖するのでしょうか。
実はギンブナのメスはギンブナ以外のフナの仲間の精子を利用してギンブナを誕生させるという、とても不思議な生態を持っているそうです。オスの形態を一切引き継ぐことがない、メスと全く同じ遺伝子を持ったクローンを誕生させるというその生態には、ただただ驚くばかりです。
その後、役割を変えてガサガサを繰り返しますが、捕れるのは大きな「アメリカザリガニ」ばかり。アフリカツメガエルやアユの影すら見当たらない用水路は、すっかりザリガニの楽園になっているようです。ザリガニが入ったポイントは、ザリガニに支配されてしまうのですね。
再度役割を変え、がやまるさんが追い込む係になりましたが、やはり網に入るのは大きなザリガニばかり……と思ったら、1匹だけサワガニサイズの小さな「モクズガニ」が入っていました。その後もガサガサをするたびに大きなザリガニが入ってきて、気付けばザリガニを入れている容器がいっぱいになってしまったのでした。
ここで場所を移動して、かまれると危険な外来種のカメ「ワニガメ」を探していくことに。たどり着いた先は干潮で水が引いているかなりの浅場ですが、本当にワニガメがいるのでしょうか。
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まず下流に向かって歩いていくと、「ボラ」や外来種のカメ「ミシシッピアカミミガメ」を発見。がやまるさんが一気に2匹捕獲したアカミミガメは、なかなかの大きさでした。
ここで生き物を探すがやまるさんの少し先をあらかわさんが歩くと、カメが逃げる姿が見えることを発見。川でカメを探す時には有用な手段となりそうですが、川の中では思いがけず泥などに足を取られることがあります。非常に危険なので、ガサガサをはじめとした活動で足場が悪い場所に行くときは、2人以上で行動するようにしてくださいね。
そんな話をしていると、とても大きな在来種の貝類「ドブガイ」や同じく在来種のカメ「ニホンイシガメ」を発見。今回のターゲットであるワニガメはこのドブのどこかに潜んでいるようですが、カメは大きな声で鳴いたり、騒いだりする生き物ではありません。あらかわさんはそんな静かな1匹の主をドブの中から探すのは、海で針を探すようなものだとぼやきます。
続いて上流に向かうと、再びニホンイシガメを発見。外来ガメだらけの中でも複数のニホンイシガメがいるということは、このドブはあらゆるカメにとって居心地のいい環境のようです。
その後、深くなっている怪しいポイントを見つけたため、再び場所を移動。網で追い込むガサガサを再開すると、手のひらサイズのミドリガメと大量のザリガニが網に入ってきたのでした。
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冬を超え、前回のガサガサから1年経過した用水路は外来アユもアフリカツメガエルもいなくなり、外来種のザリガニとアカミミガメだらけの環境へと変わっていることがわかりました。なお、今回捕獲した大量のザリガニは、がやまるさんが飼っているペットのエサにするそうですよ。
この投稿に対し、YouTubeでは「お疲れ様でした」「全身真っ赤のザリガニをマッカチンと呼んでました」「1980年代埼玉北部では確かアメザリを『まっかじん』と呼んでいた記憶があります」「ザリガニは泥抜きしたらエビチリとかできますよ。餌に釣りにもできますよ」などの声が寄せられました。
あらかわさんはYouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる(@Arakawa455)」の他、X(Twitter/@turisaitama)やInstagram(@arakawa455)、TikTok(@arakawa81)でも情報を発信中。さまざまな生き物を探す様子などを見ることができます。
動動画提供:YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる(@Arakawa455)」
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