デジタル銀、金利で「競争力」=個人向け強化へ―半沢三菱UFJ社長

0

2026年07月07日 01:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

インタビューに答える三菱UFJフィナンシャル・グループの半沢淳一社長=1日、東京都千代田区
 三菱UFJフィナンシャル・グループの半沢淳一社長はインタビューに応じ、2026年度後半の開業を目指す「デジタルバンク」について、「競争力のある預金金利や手数料を提供する」と表明した。デジタル銀行は三菱UFJが注力する個人向け金融サービス「エムット」の中核となる。

 デジタル銀は、システムをクラウド上に置くことで、従来型の大型汎用(はんよう)コンピューターを使うよりコストを抑制できる。このため競争力のある金利設定などが可能となる。半沢氏は、システムの軽量化により、「顧客ニーズに合わせてサービスの見直しを迅速に行うことができる」とも語った。

 また、「人工知能(AI)との親和性も高く、さまざまな体験を提供できる銀行になる」と指摘。個人の顧客を取り込んでいく考えを示した。

 26年度中には、エムットの一環として、インターネット上で相続対策ができるサービスも立ち上げる。預金や資産運用、相続などの機能を一体的に提供し、「顧客に人生を通じて利用してもらえるようにしたい」と強調した。

 米新興アンソロピックの「クロード・ミュトス」など、最先端AIによるサイバー攻撃のリスクに関しては、「まずは利用できるAIで脆弱(ぜいじゃく)性の検証や修復の作業を始めている」と説明。将来的には「AIを活用し、自動的に(修復などを)できるようにしていく」との方向性を示した。 

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定