
<DeNA−中日>◇7日◇横浜
七夕の夜に、DeNA石田裕太郎投手(24)が、ノーヒットノーランを7回まで継続した。5回1死からサノーに四球を与えて完全試合こそ逃したが、なおも安打を許さない投球を続けた。DeNAでノーヒットノーランを達成すると、22年6月7日の今永昇太以来、4年ぶり5人目となる。右投手では、66年佐々木吉郎以来、60年ぶり3人目となる。
中8日で先発。ここまで3連敗中だったが、目覚ましい快投を見せた。最速150キロと直球が走り、得意とするシンカーが低めに鋭く落ちる。逆側に曲がるスライダーも効果的だった。
七夕の夜に、願いをかなえるべく、腕を振った。横浜市出身で、子供の頃からのベイスターズファン。「あの暗いハマスタ、夜のハマスタの中で投げられるのは本当にちっちゃい頃からの夢でしたし、一番楽しく投げられるので、最後までというか、長くいれるようにやっていきたい」と意気込んで、マウンドに上がっていた。この日は子供に向けた「野球未来創造シリーズ」で、小学生が場内アナウンスを行うなど、昔の石田裕のようなファンが、多数駆けつけていた。
先輩からの援護もあった。中大の先輩、牧秀悟内野手が3回に左翼ポール直撃の先制ソロ。「先発の裕太郎が僕に打ってほしいとずっと言っていたので、とにかく打つことができてうれしい」と、石田裕の夢をかなえたことを明かしていた。5回表には、一、二塁間の打球にダイビング捕球で、石田裕のノーヒットノーラン継続をもりたてた。
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