本来の輝きを見せられないMFペドリ [写真]=Getty Images FIFAワールドカップ2026で4強入りを果たしたスペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、MFペドリ(バルセロナ)について語った。
目下行われている北中米W杯で、準決勝にまで勝ち進んだスペイン代表。EURO2024のチャンピオンチームは、今から約15年前にルイス・アラゴネスとビセンテ・デル・ボスケが作り上げたチームが成し遂げた、“3冠”の再現にまたひとつ近づいたのとは裏腹に、ペドリのパフォーマンスが俎上に上がっている。2025−26シーズンはバルセロナで公式戦12アシストを記録するなど絶好調だったが、ここまで目立った活躍を見せられていないのだ。
そんななかでデ・ラ・フエンテ監督は、スペインメディア『エル・ラルゲロ』の取材で、「選手たちのポテンシャルを最大限に引き出し、一人ひとりが快適にプレーできるよう努めている」とした上で、ラウンド8のベルギー戦でスタメンから外したペドリについて、「バルセロナのようにプレーすることはできない」と告白。続けて、「我々のコンセプトはバルセロナとは異なるからね。ある程度は似ているかもしれないが、根本的には異なるし、選手だって違うんだ」とスタイルや選手の違いを理由として挙げた。
また、「ロドリやスビ(マルティン・スビメンディ)のような選手は、隣にいる選手のプレーにも影響を与えるし、その逆も然りだ。だから彼は、所属クラブでしているようなプレーは難しい」と選手同士の相性にも触れつつ、ペドリを6番や8番だけでなく、10番としても考えている同指揮官は、「そこが快適にプレーできるところだと思う。単に『できる』というだけでなく、彼とサッカーについて何度も話し合ったなかで、本人もとても居心地が良いと感じている。だってそこは、彼だけに見えるラストパスが出せたり、シュートを打ったりゴール前に飛び込んだりできる場所だからね」と見解を述べている。
そんなペドリの復調が“カギ”となるスペイン代表は、日本時間15日の準決勝でフランス代表と対戦する。