【とっておきメモ】巨人西舘勇陽「急におなかの調子が…」過敏性腸症候群と向き合いマウンドへ 

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2026年07月15日 22:21  日刊スポーツ

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ヤクルト対巨人 今季2勝目を挙げ笑顔でウイニングボールを手にする巨人西舘勇陽(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト2−8巨人>◇15日◇神宮


巨人は投打がかみ合い、ヤクルトに快勝した。先発西舘勇陽投手(24)が持ち味を存分に発揮。序盤から直球主体の力強い投球で、燕打線をねじ伏せた。失点はサンタナに浴びたソロのみ。7回106球を投じて4安打1失点。「9連戦のまだ序盤なので、なんとか長いイニングを投げられたのがよかった」とリリーフ陣を休ませた。プロ通算5勝目は、先発13試合目にしてセ・リーグ相手の初白星となった。


   ◇   ◇   ◇


5月30日の夜、宿泊先の札幌市内のホテルで、西舘が食べたのはすし4貫だった。その数時間前、日本ハム戦で今季初勝利を挙げたエスコンフィールドのお立ち台では「いっぱい食べたい」と笑顔だったが、実際はいつものように生ものは極力控え、イクラも一貫だった。


試合日の前後含む3日間は、特に注意している。「急におなかの調子が悪くなる事があるので…」。1、2カ月に1度ほどのペースで、下痢などの症状が数日続く症状に悩まされてきた。中大時代に薬を服用しても改善せず、諦めていた。


3月、コンディション不良で春季キャンプを送った1軍を離脱し、リハビリ生活に入った。「その時期がほんとにダメで」。再び病院で診察を受けた。過敏性腸症候群(IBS)。それが診断だった。


日本人では約10人に1人いると報告され、検査をしても異常なしとされる事も多い。近年、研究が進み、患者への理解も進んできている。2000年頃からは脳と腸が双方向に影響する「脳腸相関」も着目され、ストレスによる不調などの改善が目指されている。


いま、西舘も症状と向き合いながら、マウンドに立っている。肉体改造で体重増をしたくても、おなかの不調でうまく進まないこともあるという。くじけず、体と向き合う日々だ。【阿部健吾】

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