中国の習近平国家主席(左)とトランプ米大統領=5月15日、北京(AFP時事) 【ワシントン時事】米調査機関ピュー・リサーチ・センターは15日、世界36カ国・地域を対象にした調査で、中国への好感度が米国を抜いたと発表した。中東紛争や通商摩擦などで各国と対立を強めるトランプ米政権の評価が悪化した。
調査によると、日本を含む20カ国では、米国の好感度は昨年調査から12ポイント下落の36%。中国は46%と8ポイント上昇し、逆転した。
アジアや欧州、南米などの27カ国・地域が米国よりも中国を好意的に評価した。安全保障面の対応への不満を反映し、英国、フランス、イタリアなどの対米評価は下落。貿易交渉で米国と対立するカナダやメキシコは中国に対する評価が上昇した。
一方、日本や韓国、フィリピンなど9カ国は中国よりも米国に対する好感度が高かった。中国に対する好感度が最も低かったのは日本だった。
トップが正しい判断を下すかという信頼度でも中国が上回った。24カ国・地域で、トランプ大統領よりも習近平国家主席の信頼度が高かった。トランプ氏を支持したのは12カ国にとどまった。24カ国を対象にした前年調査では、トランプ氏が上回っていた。