学校の責任認めず、女児側訴え棄却=「わたし死ねばいい」に花丸―奈良地裁
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2026年07月16日 18:31 時事通信社

奈良市立小学校に通っていた女子児童が同級生からいじめを受け、「わたしは死ねばいいのに」とノートに書いて教諭に助けを求めたのに花丸を付けられるなどしたとして、女児と両親が市に約250万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、奈良地裁(和田健裁判長)は16日、学校側の責任を認めず、請求を棄却した。
判決によると、2022年、担任教諭はノートを見て驚き一度は返却したが、女児から頼まれ、赤ペンで花丸を付け、励ましの気持ちから「You can do it!! ファイト!!」と書いた。女児は適応障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
和田裁判長は、面談時に女児がそう書けば心配してもらえると思ったと話していたことなどから「深刻な希死念慮があったと解されず、助けを求める行動を踏みにじったとは認められない」と認定。同級生に手をひねられたり、蹴られたりしたと訴えた際の対応も「仲直りの機会を設け、進級時にクラスを分け、いじめ発生の回避義務を尽くしていた」と判断した。
市は「主張が認められたが、提訴に至った事実と背景の思いを受け止めたい」とした。両親は代理人を通じ「大きな驚きと深い戸惑いを感じている。判断を受け入れることができない」とのコメントを出した。
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