猪苗代特別2026に出走予定のアロンズロッド(今年5月撮影、ユーザー提供:Hackdekiさん) 母に勝利を届けるのはどの馬か。日曜福島10Rの猪苗代特別(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で、名牝の血を受け継ぐ3頭が激突する。
中でも主役はアロンズロッド(牡4、美浦・宮田敬介厩舎)だ。父がエピファネイアで、母は日本馬史上初めて芝GIを9勝した名牝アーモンドアイ。その初仔として大きな期待を背負ってきた。2勝クラスに昇級後は2着、3着、2着、4着と勝ち切れていないが、安定感は群を抜いている。今回は初の福島となる点がカギだが、地力は断然。今度こそ人気に応えたい。
とはいえ、他の2頭も決して侮れない。バードウォッチャー(牡5、美浦・中舘英二厩舎)は10年に牝馬三冠を達成したアパパネの6番仔だ。近況はひと息だが、1勝クラスを勝った舞台でもある福島芝2000mに替わって一変がないか。もう1頭のクラヴァンス(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は秋華賞とドバイターフを制したヴィブロスの3番仔となる。先行力があって小回り向きの印象。それだけに福島替わりが吉と出る可能性にかけたい。
アロンズロッドが順当に勝ち、秋に向けて飛躍の足掛かりをつくるのか。それともバードウォッチャーとクラヴァンスが待ったをかけるのか―。良血3頭の熱い戦いを期待したい。