炎天下の中で公式練習を行った日本代表 日本サッカー協会は22日、2026年度第3回技術委員会を開催。終了後、山本昌邦技術委員長が報道陣に向けてブリーフィングを行った。
ベスト32に終わったFIFAワールドカップ2026について報告・検証が行われる中、山本委員長はブリーフィングでFIFAランキングの重要性を強調した。日本代表は最新のFIFAランキングで17位。初めてFIFAワールドカップに出場した1998年当時は50位台だったが、アジアカップを制した2005年、2011年には10位台まで上昇。一方で、係数の高いFIFAワールドカップで結果を残せなかった2006年や2014年には再び40〜50位台まで順位を落とした。
森保一監督が指揮を執り始めた2018年9月時点では54位だったが、森保体制では通算108試合で74勝15分19敗で勝率68.5%を記録。安定した成績を残し、FIFAランキングも10位台を維持している。山本委員長は「FIFAランキングでも着実にステージを一段、二段上げている」と評価した。
山本委員長がFIFAランキングの重要性を説く理由は、FIFAワールドカップを勝ち抜く上で、重要な要素となるためだ。決勝トーナメント1回戦のブラジル代表戦では、キックオフは現地時間正午。日本代表はグループステージ第3節スウェーデン代表戦から中3日の日程だったが、実質的には中2日半という過密日程だった。日本代表は公式練習を午前中に行うことを希望したものの、FIFAランキング上位のブラジル代表が午前枠を選択。日本代表は気温40度近い炎天下の13時から公式練習を実施せざるを得なかった。またベースキャンプ地の選定、グループステージで全ての条件が並んだ場合も最後はFIFAランキング上位が勝ち上がるレギュレーションになっている。
山本委員長は「悔しいんですけど、やっぱりランキングが上の方は強い。そういったことも踏まえ、我々も確実にポット1に入れるように今後もやっていく必要がある」と語り、2030年大会へ向けてランキング向上の重要性を改めて強調した。
【特別企画】サッカー日本代表とW杯の歴史<1930→2026>