Samsung最新スマートグラス発表 Gemini搭載でスマホを見ずにAIと会話

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2026年07月22日 23:51  ITmedia Mobile

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Samsungがイベントで披露したスリムなブラックフレームのスマートグラスだ。内蔵カメラで視界の情報を捉えてAI処理を行う仕組みを備えている

 Samsung Electronics(サムスン電子)はイギリスのロンドンで開催したイベント「Galaxy Unpacked」にて、新しいスマートグラスを発表した。この製品は最新の「Google I/O」で発表された構想を具体化したモデルであり、グローバル眼鏡ブランドのGentle MonsterおよびWarby Parkerと共同で開発を進めてきた。スマートフォン主導の体験を超える存在だ。


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 このスマートグラスは、ユーザーが日常の移動や仕事、旅行、ハンズフリーで過ごすあらゆる瞬間を自然にサポートするもので、スマートフォンを手に取り画面を見なくても、必要な情報やAIによる補助を直接視界へ届ける。


 軽量なフレームとスリムなシルエットを採用し、日常的に装着できる耐久性と快適な掛け心地を両立させた。


●視界の情報を瞬時にAIが処理 「Android XR」を採用


 端末の内部にはQualcommの「Snapdragon AR1 Gen 1」プロセッサを搭載。リアルタイムなAI処理を効率的に実行する。小型フレームに収まるようタッチ操作や通信機能、省電力性、熱管理が最適化された。本体バッテリーは1回の充電で最大9時間駆動し、付属する専用の充電ケースを併用すればさらに7回分のフル充電が行える仕様だ。


 Googleとの提携により「Android XR」を採用し、AIアシスタント「Gemini」をウェアラブルの形状に組み込んだ。ユーザーは長文メッセージの要約を聞いたり、視界に入ったホワイトボードの記述や会議のやりとりを自動で記録して「Samsung Notes」へ整理させたりできる。声やジェスチャーによる直感的な操作が可能だ。


●画面を見ないで街を歩けるナビゲーション機能も


 目の前の風景や現在地に基づいたリアルタイムな案内機能も大きな特徴だ。ユーザーが目的地への経路を尋ねると、視界や音声を通じて正確なナビゲーションを提供する。さらにライブ翻訳機能も備わっており、外国語での会話やコミュニケーションをハンズフリーでスムーズに手助けする。目の前の作業を中断せずに必要な情報を素早く取得できる。


 ユーザーが置かれている文脈や過去の文脈を理解し、一連のタスクをまたいで関連情報を結び付ける。これにより、何度も同じ質問を繰り返すことなくスムーズなやりとりを継続できる。また通話中に自分がみている映像をリアルタイムで相手と共有したり、自身の視点から動画を録画したりする視覚共有機能も搭載しており、新しい伝達手段を実現した。


●ファッションとして毎日着けたくなるデザイン 掛け心地の追求も


 メガネは実用的な道具であると同時に、個人のスタイルを表現するファッションアイテムでもある。サムスン電子は製品のデザイン性と日常での着用感を高めるため、Gentle MonsterおよびWarby Parkerとの共同開発を選択した。各ブランドが持つ優れたデザインのノウハウと最新技術を融合させている。


 Gentle Monsterモデルは、スリムなブラックフレームをベースに直線的なアッパーリムと柔らかく丸みを帯びた下部リムを組み合わせた。洗練された先鋭的なシルエットに仕上がっている。一方のWarby Parkerモデルは、豊かなブラウンカラーと緩やかに跳ね上がったブロウラインが特徴であり、多様なシーンになじむ形状だ。


 開発時に額や耳にかかる圧力やフィット感を徹底的に検証し、メガネ専門ブランドの知見を取り入れることで、一日中装着していても疲れにくい快適な装着感を実現したという。フレームの耐久性や安定したパフォーマンスを保持しながら、各モデルの形状に合わせた最適な設計が施されているのも魅力的な要素といえる。



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