写真 ヘンプアパレルブランド「ゴーヘンプ(GOHEMP)」が2027年春夏展示会を開催した。「天然の機能素材」と呼ばれ、吸湿速乾性や耐久性、抗菌防臭性などを備えたヘンプ素材の特性を活かした定番アイテムのほか、トレンドのシルエットやデザインを取り入れた新作を発表した。
同ブランドのアイテムは主にヘンプとオーガニックコットンをブレンドした生地を用いている。スウェットパンツは従来のスリムとルーズに加え、初めてバギーシルエットを展開する。担当者は「若い世代がスウェットをファッションアイテムとして着用するトレンドに対応した」と語り、部屋着感を抑えるデザインを意識したという。コットンポリエステルや綿100%のスウェットは3月から4月に入ると暑さを感じやすくなるのに対し、通気性・速乾性を備えるヘンプ混素材は5月ごろまで着用でき、着用期間の長さも訴求していくとしている。また、一般的なスウェットパンツは着用を重ねると膝部分が型崩れしやすいが、ヘンプ混素材のスウェットは耐久性が高く、洗濯をすると元の状態に戻るのも強みだという。
同ブランドではこれまで毎シーズンヘンプデニムのアイテムを揃えていたが、今期は新たにライトオンスデニムを投入する。春にアウターとして提案できる薄手ジャケットのほか、トレンド性の高いバレルレッグシルエットのパンツ、「カーハート(Carhartt)」などのワークウェアブランドの古着で人気を集めているダブルニーディティールのパンツを新たにラインアップに加えた。
ライトオンスのスウェットシリーズは、昨シーズンまでの先染めからピグメント染めに変更した。洗いを重ねることで徐々に色落ちを楽しめる仕様で、ヘンプとコットンにリサイクルポリエステルを組み合わせた素材を使用している。リサイクルポリエステルの配合により耐久性・速乾性が向上したほか、シワになりにくい特性が加わるとしている。このシリーズでもダブルニーデザインのアイテムを追加した。
そのほか、インバウンドの反応が良いという和柄刺繍を施したシャンブレーシャツや、リネン(亜麻)100%の総柄シャツなども揃える。リネン100%のシリーズは国内生産。「ヘンプを使って海外で製造するよりも、リネンを使って国内で製造した方がコストを抑えられる」(同担当者)といい、夏場の涼感素材として訴求する。