
<阪神1−5巨人>◇25日◇甲子園
巨人が敵地2連勝でカード勝ち越しを決め、7月7日以来の単独首位に立った。先発竹丸和幸投手(24)の粘投が光った。2、3回と満塁のピンチを背負ったが、適時打は許さずに犠飛1本に踏ん張って1失点。4回以降は直球とカットボールを軸にランナーを許さなかった。6回、99球を投げて4安打1失点。球団新人として64年ぶりの開幕戦勝利を刻んだ阪神相手に、前半戦最後の登板でも白星をつかみ、7勝目(7敗)とした。
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積み重ねだ。竹丸は練習中、1人黙々とゴムチューブを引っ張る。肩周りのチューブトレーニングだ。先発投手陣は、課される調整を終えるとフリーの時間がある。ボールを投げる日は必ず、その時間にゴムチューブと向き合っていた。
インナーマッスルを鍛えるトレーニング。その重要性について、神田トレーナーは「関節を安定させる役割がある。投げ終わったらへたるし、弱くなる」と説明する。鍛えることでケガ予防に加え、球の強さを引き出す部位。自ら意識し、気を使っていた。
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練習に取り入れたのは鷺宮製作所時代の1年目だ。初めて左肩を故障し、ボールが投げられなかった。当時の監督に課され、毎日2時間チューブと向き合った。「大変だね、毎日」と監督からゲキが飛んでも「僕に合ってます」とさらり。2カ月ほど1人別メニューでも、淡々とやり抜いた。
プロの舞台でも継続し続け、前半戦は無事完走。球団新人初となる開幕戦白星でデビューし、堂々の7勝で折り返す。「リカバリーやけが予防をやっているので、こういう結果につながっているのかな」。コツコツ取り組む姿勢が、ルーキーを支えている。【北村健龍】
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