ドロップオブライト(撮影:高橋正和) 全4戦で行われるサマーマイルシリーズの第2戦「関屋記念」は、新潟競馬場芝1600mコースを舞台とするハンデ戦。このコースは、1周2223mという新潟競馬場の外回りコースを使ってのワンターン。スタートして3角までの約550mで、約2m上ったあとは4角に向かって一気に下りながらのスパイラルカーブ。ただし、新潟コースはコーナー角度が急なので、約700m弱の直線を使ったスピード比べになりやすいが、昨年から日程が変更となり、また別定戦からハンデ戦となっていることから傾向がつかみにくい。
◎ドロップオブライトはCBC賞、そしてターコイズSの優勝馬。前走のヴィクトリアマイルは相手が強く、前々走の愛知杯では1番人気に支持され、ゲートはほぼ互角に出たが二の脚付かず、進路を失くして後方から。最後はこの馬なりの脚は使っているが、前残りの展開に泣かされた。1600m戦は、そのヴィクトリアマイル含め[1-1-2-1]。56kgのハンデでターコイズSを勝っているのだから、牡馬相手とはいえ56.6kgは大きなマイナス材料ではないような気がする。一長一短のメンバー構成だけに、この馬のキャリアには一日の長がある。
〇エルトンバローズはしらさぎS優勝馬。約2年8か月ぶりの勝利をサマーマイルシリーズの初戦で飾っている。ここまで先行力、立ち回りの上手さを武器に重賞3勝ほか、マイルチャンピオンシップで2着、4着、5着の実績もある。その実績は、今回のメンバーに入れば頭一つ抜けていると言っても過言ではない。59kgのハンデは2年前に小倉競馬場で行われた中京記念でも課せられており、この時は早め先頭が祟って、ゴール前で脚が上がってしまったが悪い内容ではなかった。
▲ダノンセンチュリーは雲雀S優勝馬。このレースは前後半の3ハロンが35.2秒〜33.5秒という上がりの早い決着になったが、後方待機策からメンバー最速タイの末脚で先頭ゴールインを果たしている。その1戦を含め、マイル戦に限れば[3-1-0-0]と、ここまで馬券的には信頼に応えてきた。前走は初の1400m戦で持ち味が生かせなかったが、マイルに戻れば見直しは必要だろう。3度目の重賞挑戦でタイトル奪取を狙っている。
△アンパドゥは英国産馬。仕上がりが遅れてデビューは3歳5月。経験馬相手に楽勝したのは良いが、そこからまた1年以上も実戦から遠ざかり、その復帰初戦で今回顔を合わせるダノンセンチュリー以下に快勝した実力馬。そこから大事に使われながら、ここまで左回りの芝マイル戦ばかりを使われて[4-1-0-1]。重賞挑戦は初めてだが、侮れない。
あとは京都金杯2着の△ファーヴェント、チャーチルダウンズC優勝△ランスオブカオス。シンザン記念優勝△サンダーストラックも侮れない。