
ただし、優待内容だけで銘柄を選ぶのではなく、既存店売上高や新規出店の状況、利益率なども確認したいところです。外食業界は人件費や原材料価格の影響を受けやすい一方、ブランド力の高い企業は価格改定を進めながら成長を続けています。
今回は、2026年9月に権利確定を迎える、食欲の秋に利用したくなる外食優待株を3銘柄紹介します。
トリドールホールディングス<3397>
トリドールホールディングス<3397>は、「丸亀製麺」を主力ブランドとする外食企業です。国内だけでなく海外展開も積極的に進めており、グローバル企業として成長を続けています。株主優待では、自社グループ店舗で利用できる優待カードが贈られます。丸亀製麺をはじめ、「コナズ珈琲」や「とりどーる」など幅広いブランドで利用できるため、日常的に使いやすい点が魅力です。国内外で店舗数を拡大しており、中長期的な成長にも期待が集まっています。
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アトム<7412>
アトム<7412>は、「ステーキ宮」や「にぎりの徳兵衛」などを展開する外食企業で、コロワイドグループの一員です。株主優待では、グループ店舗で利用できるポイントが付与されます。ステーキや回転寿司、居酒屋など利用できる業態が幅広く、家族での食事から1人でのランチまでさまざまな場面で活用できます。
コロワイドグループ共通の優待制度を利用できることから、使い勝手のよさが大きな魅力です。日常生活の中で優待を活用したい人に向いている銘柄といえるでしょう(2026年9月権利分から優待制度が変更されています)。
王将フードサービス<9936>
王将フードサービス<9936>は、「餃子の王将」を全国展開する中華料理チェーンです。高いブランド力と安定した集客力を背景に、外食業界でも堅調な業績を維持しています。株主優待では、全国の店舗で利用できる食事券が贈られます。定番メニューが豊富で利用頻度も高く、優待を使いやすいことが人気の理由です。
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外食優待は「使いやすさ」も大切
外食優待を選ぶ際は、優待金額だけでなく、自宅や勤務先の近くに店舗があるか、自分が普段利用するブランドかといった「使いやすさ」も重要なポイントです。食欲の秋は家族や友人と食事を楽しむ機会が増える季節でもあります。普段利用しているお店や気になっていたブランドの優待を活用しながら、外食の楽しみを広げてみてはいかがでしょうか。
※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
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新光証券(現みずほ証券)やシティバンクなどを経て金融情報会社に入社。アナリスト業務やコンプライアンス業務、グループの暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事し、2024年よりフリー。ラジオNIKKEIでパーソナリティを務めている。
(文:田代 昌之(金融文筆家))

