イオンモール熊本で捜索に従事し、取材に応じる福岡県警第1機動隊の田島稔也隊長=30日午後、福岡市東区 イオンモール熊本(熊本県嘉島町)の爆発、崩落現場で、不明者の捜索に当たった福岡県警第1機動隊の田島稔也隊長(52)らが30日、福岡市内で報道陣の取材に応じ、「ここまで建物が損壊するのか」と振り返った。
第1機動隊約40人は当日夜に現場に到着し、30日まで活動。田島隊長は「猶予は許されないという気持ちで、危機感を持って人命救助に当たった」と話した。
平野俊幸小隊長(38)は「コンクリートがれきが散乱し、金属がむき出しになって絡まるなど凄惨(せいさん)だった。2階南西側の被害が特に大きく、外壁や天井が崩れ、いつ2次被害が起きてもおかしくなかった」と説明。足場も悪く、作業は困難を極めたというが、「助けを待っている方が必ずいるという強い思いで救助に当たった」と話した。
被災地では猛暑が続く中、多くの人が不自由な避難生活を強いられている。田島隊長は人命救助などについて「今後も出動を見据え準備したい」と気を引き締めた。

イオンモール熊本で捜索に従事し、取材に応じる福岡県警第1機動隊の平野俊幸小隊長=30日午後、福岡市東区