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2026年07月31日 19:11 ITmedia PC USER

天空は7月30日、中国One-Notebook製ポータブルゲーミングPC「OneXPlayer 3」を9月上旬に発売することを発表した。標準価格は29万8000円からで、同社が運営する直販サイト/実店舗「ハイビームAKIBA」の他、Amazon.co.jp、ヨドバシカメラ、ビックカメラでも販売される(※1)。
なお、ハイビームAKIBAで予約購入した場合、先行予約特典として専用ハードケースとディスプレイ保護フィルムが贈呈される。
(※1)ハイビームAKIBA以外の販路では取り扱う構成に制限あり
●OneXPlayer 3の概要
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OneXPlayer 3はポータブルゲーミングPC「OneXPlayer」シリーズの最新モデルで、先代の「ONEXPLAYER 2」からは約3年ぶり、先代のパワーアップモデル「ONEXPLAYER 2 Pro」からは約2年ぶりのモデルチェンジとなる。
Proモデルを含めて、日本では先代がRyzenプロセッサ搭載のAMDモデルのみ展開していたのに対して、今回はIntelがポータブルゲーミングPC向けに最適化した最新CPU「Arc G3 Extreme」を搭載していることが特徴だ。Arc G3 Extremeの内蔵GPU「Intel Arc B390 GPU」は、NVIDIAの「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」に相当するグラフィックス性能を備えており、OneXPlayer 3でもその恩恵にあずかれるという。
「モンスターハンターワイルズ」を用いたデモンストレーションでは、TDP 35WモードではフルHD(1920×1080ピクセル)解像度で平均70fps、バッテリー稼働時間重視のTDP 15Wモードでも30fps以上で動作し、移動中などでも今まで以上にゲームプレイが快適になる様子を確認できた。
メモリとストレージの容量は2種類
メモリとストレージ(PCI Express 4.0接続SSD)の容量は「24GB/512GB」と「32GB/1TB」の2種類から選択可能で、価格は前者が29万8000円、後者が32万8000円となる。記事掲載日時点において、ヨドバシカメラとビックカメラは24GB/512GB構成のみ、Amazon.co.jpは32GB/1TB構成のみ予約を受け付けている。
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メモリとストレージの容量以外の仕様は、どちらの構成も同様だ。
ディスプレイは有機EL 外部電源を直接供給する「パススルー給電」にも対応
ディスプレイは8.8型有機ELで、パネル解像度は1920×1200ピクセル、ピーク輝度は1100ニト、リフレッシュレートは30〜144Hzの可変式となっている。HDR表示も可能だ。
バッテリー容量(定格値)は85Whと、ポータブルゲーミングPCとしては大容量となっている。バッテリーの劣化を防ぐ技術として、充電値に上限を設ける「いたわり充電」を備えるほか、外部電源に接続した場合にバッテリーを介さず給電を行う「パススルー給電」機能も搭載している。
コントローラー(パッド)は着脱式 キーボードはオプション
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本体左右のゲームコントローラー(パッド)は先代と同じく着脱式で、外しておくと自立スタンド付きのタブレットPCとして利用できる。
また、外したコントローラーをオプションの「ワイヤレスコントローラーコネクター」(標準価格7800円)に接続すると、ワイヤレスコントローラーとして使うこともできる。この点は先代と同様だが、本製品用のワイヤレスコントローラーコネクターにはトラックパッドが追加されており、操作性の改善も図られている。
加えて、オプションの「カバーキーボード」(標準価格7800円)を用意すれば、タブレット型2in1 PCとして活用可能だ。
「Mini SSD」でストレージを追加可能
ポート類は、本体上部にUSB4(USB 40Gbps)端子を2基、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子、イヤフォン/マイク端子を備える。USB4端子はUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねる。
USB4端子のうち1基にACアダプターを接続した場合でも、他のUSB端子にデバイスを接続できる。イヤフォン/マイク端子は有線のイヤフォンやヘッドセットをつなぐ際に役立つ。
本体下部にはmicroSDメモリーカードスロットに加え、「Mini SSD拡張スロット」も用意されており、別売のMini SSDを装着することで高速なストレージを追加可能だ(今後取り扱いを開始する予定もあるという)。
自立用のキックスタンドも搭載
本体背面には、大型の通気口に加えて自立用のキックスタンドもある。キックスタンドは従来モデルからサイズや強度を見直し、より頑丈になったという。
このキックスタンドがあることで、本体をテーブルに置いてゲームを楽しむ「テーブルモード」も利用できる。プレイスタイルの自由度が高いのも、OneXPlayer 3の強みの1つといえる。
ゲームコントローラー部は、高精度の静電容量式ジョイスティック、ホールエフェクトセンサーを採用したトリガーボタンや、ユーザーによるカスタマイズも可能なデュアル背面ボタンを搭載している。
もちろんエルゴノミクスデザインを採用しており、本体やコントローラーのサイズは大きめながら握り心地もよい。
ユーティリティーアプリ「OneXConsole」もアップデート
OneXPlayer 3では、ゲームプレイ時の便利な機能を集約したユーティリティーアプリ「OneXConsole」のバージョンアップも行われている。
プロセッサのTDP(熱設計電力:ここではプロセッサの最大消費電力)やファン回転数のコントロールといった従来機能に加え、新たに「AI機能」が追加された。
AI機能の一例として、画面上で任意の囲った位置に表示されるテキストをリアルタイムで翻訳し、ゲーム画面上にオーバーレイ表示する機能が利用できる。日本語表示が用意されていないゲームタイトルのメッセージや、ゲーム内のテキストチャットで外国語が表示される場合でも安心して遊べる。
従来モデルから大きく性能が向上したOneXPlayer 3は、ポータブルゲーミングPCとしてはもちろん、普段使いのPCとしても性能が高い。
最新世代のCPUを搭載し、24GBまたは32GBのメモリを備えながら30万円台前半という価格は、昨今高騰するPC価格の中ではお買い得感が強く、ゲーマーに限らず注目すべき1台なのは間違いないだろう。
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