
8月1日(土)の放送では、先週に引き続きオフィスネットワーク株式会社 専務取締役の野本寛則(のもと・ひろのり)さんをゲストにお招きして、事業拡大の転機、ユニークな人材育成について話を伺いました。
(左から)パーソナリティの小堺翔太、オフィスネットワーク株式会社 専務取締役 野本寛則さん、アシスタントの西川さとり(FM福岡)
◆オフィス市場の変化を追い風に
オフィスネットワーク株式会社は、福岡を中心にオフィスや店舗、倉庫の賃貸・売買・管理を手がける事業系不動産会社です。地域密着型の企業として36年にわたり事業者を支え、昨年8月には事業拡大に伴い大型オフィスビルへ移転しました。
事業拡大の背景について野本さんは、25周年を迎えた頃から不動産開発事業のペースが上がったことに加え、「オフィスビルの賃料相場全体が上昇を続けてきたことが大きな要因」と振り返ります。なかでも引き金となったのが、福岡・天神地区で進む大規模再開発「天神ビッグバン」でした。
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一方で、リーマンショックやコロナ禍など、事業環境が大きく変化する局面も経験してきました。「波は何回もありましたね」と当時を振り返り、「足を動かすしかないですよね。とにかくやれることをやっていました」と、一つひとつの仕事に向き合ってきた姿勢を明かしました。
景気の変動は、不動産業界にも大きな影響を与えます。しかし野本さんは、景気が良いと企業の事業拡大に伴う移転需要が増える一方で、景気が悪化すればコスト削減を目的としたオフィスの見直しや移転相談が増えるといいます。実際にコロナ禍では、オフィスを複数拠点へ分散させる企業も少なくありませんでした。「動きがある以上、我々の仕事は発生してくる」という言葉からは、景気に左右されるだけではなく、企業の変化に寄り添い続ける姿勢が伝わってきました。
◆AI時代にこそ光る人間力
オフィスネットワークでは、人材育成にも力を入れています。野本さんによると、研修会や慰労会、社員旅行に加え、歴史的建造物や工場の見学、ミュージカル鑑賞など、多彩な社内イベントを実施しているそうです。過去には、吉本新喜劇を観るためだけの日帰り大阪ツアーや、九州新幹線の開通に合わせて鹿児島まで足を運ぶ企画もおこないました。
こうした取り組みの背景には、同社代表の「豊かな人格形成のためには、まず見聞を広めること」「とにかく何でも体験して、何かを感じて記憶に残してくれればいい」という考えがあります。野本さんは、さまざまな経験を積むことで話題の引き出しが増え、「人から興味を持っていただける人へ成長してほしい」という思いがあると語ります。
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また、不動産業は個人の資産や企業の成長を支える責任の大きな仕事だからこそ、「人」が選ばれる会社でありたいと考えています。野本さんは、「人の情熱が伝わってこそ、信頼関係は構築できる」と話し、人と人とのつながりを何よりも大切にしていると語りました。その思いは、コーポレートスローガンである「情報はすごい! 人情はもっとすごい!」にも表れています。
こうした考え方は、新たな事業にも生かされています。同社では法人向けに旅行や社内イベントを企画する「トラベル部」を展開。不動産営業を通じて築いた法人とのネットワークを強みに、オフィス環境の整備だけではなく、社員のモチベーション向上や組織の活性化につながる企画を提案しています。社内イベントで培ったアイデアや経験を生かし、企業づくりを多面的にサポートしています。
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音声版「となりのカイシャに聞いてみた!」
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<番組情報>
番組名:となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:小堺翔太
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