
2026年の夏のボーナス。物価高が続く中で少しでも多くもらいたいところだが、支給額は個人の評価や会社の業績によって明暗が分かれる。
投稿を寄せた和歌山県の40代男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収1000万円)は、昨年の100万円から今年は「130万円」へと大幅な増額となった。男性は製造部の部長を務めており、自身の昇進に加え、見事な危機管理能力が評価されたという。
「課長から部長へ昇進し、購買も担当していることもあり、3月からの中東危機で供給がタイトになる中、代替先を早急に見つけ経営危機を乗り切ったことによる評価アップ」
と喜びを語る。(文:篠原みつき)
「ホルムズ問題で原料不足が生じたが…」
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同じく、世界情勢による危機を乗り越えてボーナスを上げた人がいる。東京都の60代男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収800万円)の今年のボーナスは105万円で、「昨年より増えました」と明かす。
購買部に所属する男性は、
「ホルムズ問題で原料不足が生じたが、当方が海外品を購入することで難を逃れた上に、顧客からの要望で供給をしたので十分な利益が出た」
と胸を張る。世界的な供給不安のピンチをチャンスに変えた手腕が見事に評価された形だ。
年収1600万円のメガバンク社員は「30万円ダウン」
危機を救いボーナスを勝ち取る人がいる一方で、高年収であってもシビアな評価によってボーナスを減らしてしまった人もいる。
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千葉県の40代男性(事務・管理/年収1600万円)は、メガバンクでサイバーセキュリティ業務を担当している。ベースの年収は非常に高いものの、今年の夏のボーナスは
「昨年、310万円、今年280万」
と、30万円もダウンしてしまっている。一般的には十分に高額なボーナスと言えるが、男性にとっては手放しで喜べる結果ではないだろう。
減額の理由について、男性は「昨年が最高評価だったのに対し、今年は平均以下の評価だったため」と冷静に振り返っている。会社の業績だけでなく、個人の成果がダイレクトに反映されるボーナス査定の厳しさがうかがえる。
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