全裸の人間椅子、即日届く違法薬物…六本木のVIPルームで富裕層が興じる「女体ピラミッド以上の過激な宴」

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2026年08月03日 16:21  日刊SPA!

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下半身を露出した男性が乱痴気騒ぎ。六本木では見慣れた光景だという
 2026年5月、Xに突如流された、とある衝撃映像。六本木のカラオケバーで、全裸の女性で組んだ“女体ピラミッド”の頂上からシャンパンを浴びせ、「これが資本主義だ!」と叫ぶ男性の姿は瞬く間に拡散され、波紋を呼んだ。
 その後、男性はヤラセであると釈明したが、不明な点も多く、背後関係に関してさまざまな憶測が流れた。

◆「今の六本木は歌舞伎町より安全なんです」

 これをきっかけに「六本木はやはり得体の知れない怖い場所」……といった声も少なからず上がったが、2000年代初頭から2010年代前半にかけて、六本木でキャッチ・スカウトグループの幹部として活動し、今なお街の動向をウォッチし続けるインフルエンサー山本武彦氏(52歳)は次のように話す。

「今の六本木はむしろ、歌舞伎町より“安全”なんです」

 幼少期から麻布・六本木界隈で育ち、最盛期にはある六本木キャバクラの担当キャッチとして、1人で月1億5千万円の売上を叩き出したという伝説を持つ。山本氏が語る六本木像は、一般人の抱くイメージとはかなり異なる。

「六本木って、一般人から見たら、成り金が集まる、派手で、半グレが跋扈する怖い街だと思われているけれど、実は逆。まったく安全安心な街なんですよ、もう20年以上前からそれは変わらない。だからIT系社長から詐欺で儲けた連中まで、現ナマ持っている人間が集まってくるんです。とにかくトラブルの少ない街。歌舞伎町とは大違いです」

◆暴力団どうしの”均衡”が保つ六本木の”治安”

確かに、2000年代に起きた海老蔵事件や朝青龍事件、2012年9月の半グレ集団”関東連合”による六本木フラワー事件などは、この街に「半グレの街」という負のイメージを定着させた。しかし山本氏に言わせれば、それはあくまでも表層の話に過ぎないのだという。そこには六本木独自の“治安ロジック”が働いているというのだ。

 数年前まで六本木を根城に活動していた元暴力団幹部のA氏は、こう明かす。

「六本木は3つの組織がかっちり支配している。今も昔も。1つは山口組系のA、二つ目は住吉会系のB。そしてもっとも勢力があるのがアマンド界隈を取り仕切る住吉会のまた別の組織Cだ。その下に関東連合系、怒羅権系の半グレがぶら下がっているイメージ。凶悪と恐れられてきたこれら半グレたちも、きちんとヤクザに仁義を通したうえで商売している」

 山本氏も同様の認識を示す。新宿歌舞伎町は大小さまざまな暴力団組織、半グレ組織が入り乱れ、通りどころか雑居ビルに入っている飲食店ひとつひとつに別のケツモチがいる、いわば「ぐっちゃぐちゃ」な状態だという。

「派手に飲んでいれば狙い撃ちにあう可能性もある。それに対し六本木は、3つの暴力団によるシマ割りが明確で、それぞれが縄張りを守り、共存共栄している。だからこそ、争い事もトラブルも、他の繁華街と比べて極めて少ない。IT企業の社長などカタギの金持ちが安心して飲めるのは、こうした背景があるからですね。最近は九州の組織も入ってきていますが、基本的に昔からこの3つ組織がうまくまとめています」

◆酒、クスリ、女、乱交。大人の総合エンタメを提供

 こうした構造の中で、実際に商売をしている側の人間はどう見ているのか。六本木にある某ラウンジバーの実質的なオーナーである半グレグループのメンバーBが率直に語った。

「ヤクザにペコペコしてるわけじゃないが、彼らがいるお陰で、下っ端のチンピラや酔客による多少の小競り合いはあっても、基本的には平和が保たれている。だから俺たち不良も安心して商売ができる。ヤクザへの上納は”保険”のようなものです」

 その上で、この半グレメンバーは自分たちのビジネスモデルを淡々と説明する。カタギの太客の我儘を徹底的に聞き、可能な範囲で好き放題させてやる。歌舞伎町のような有象無象を相手にした薄利多売の商売より、はるかに効率がいいというわけだ。

「金持ちは金持ちを呼び、変態は変態を呼ぶから、いいサービスさえ提供してあげれば黙っていても儲かるんですよ」(半グレグループのメンバーB)

 さらに言えば、提供されるサービスの内容も「総合的」だ。「酒もあるよ、薬もあるよ、女もいるよ、乱交もできますよ。そんな金持ちの大人のための総合エンタメショップ。それがこの街の常識」とBは言い切る。

 薬物を求める客には、会員制バーのVIPルームに案内し、即座に用意できる体制が整っている。「薬やりたい金持ちって、待てないんですよ。すぐに欲しい。即、用意できないと別の店に行ってしまう」。

 そのスピードと準備体制に、この街の“プロフェッショナリズム”があるといえる。

◆”女体ピラミッド”は序の口。さらにディープな富裕層たちの遊び

 常連客の顔ぶれは成功したIT系スタートアップ企業社長、医療法人の理事クラス、投資家・資産家、特殊詐欺の幹部連中、宗教法人のトップ、とりわけ僧侶の姿も多いという。

“女体ピラミッド”についても、山本氏は「あんなもの当たり前。かわいいほう」と話す。

 実際、六本木界隈のクローズドな場では、はるかに刺激的な遊びが常態化してきた。刺身の女体盛りを用いた宴会的な”大会”、全裸の女性を四つん這いにさせて椅子代わりにしながら酒を飲む「人間椅子」、“潮”を高級グラスに入れて酒と混ぜて飲む「潮飲み」……。
 
 これらの行為がコカインとともに行われることも多く、とある有名大企業社長が潮飲みを好んでいたという証言もある。女性側はギャラに釣られて集まるという構図で、基本的には女体ピラミッドと同じ論理だ。

「僕がバリバリ六本木で仕事をしていた2010年頃までは、SNSもないので、単に世の中に知られていなかった。金持ちたちの、もっとエグい遊びはいくらでもあった」

 また、ガーシーのようなギャラ飲み用の女性を用意するアテンダーも多数存在し、カタギの金持ちや起業家と懇意になっていくうちに、マネーロンダリングやライバル会社へのネガティブキャンペーンといった「裏の案件」が持ち込まれるようになるという。

「六本木、麻布界隈っていうのは、そんなクローズドな空間こそがメインなんです」(前出のB)

◆超富裕層と反社と不良外国人が共存共栄

 しかしコロナ以降、そんな六本木にも変化の波が押し寄せている。山本氏はこう語る。

「一部金持ち、詐欺師、中国系富裕層がクローズドな世界で豪遊しているのは事実だが、街全体としてみれば、年々、寂しくなっているのが現状。普通の人たちが六本木に来なくなっている。全盛期はとっくに過ぎた。一部の金持ちだけで何とか回っている。そんな街になっている感じがします」

 黒人の客引きについても、山本氏と前出のA氏は一致した認識を示す。

「今も昔も、ヤクザと半グレの下請けですよ。末端の売人やキャッチ、黒人のボディガードがつけあがって金持ちや不良に手を出したりすることもあるけど、即ヤクザに潰されてしまう。国際的な街に見えても、トップにヤクザ、次に半グレ、末端に外国人。さらにその上に、何十億・何百億という資産を持つ金持ちたちが君臨する構図は変わらない。不良にとって金持ちたちはカネのなる木だから、土下座する勢いで何でもやる。でも、ヤクザがしっかりしている街である以上、一部の不良による独占にはなりにくい」(A氏)

 まさに「共存共栄」といったところである。

 ミッドタウンやけやき坂の煌びやかなイルミネーションの裏で、会員制バーのVIPルームで繰り広げられる酒池肉林……その構造は、コロナ禍を経た今もなお、確実に続いているのだ。

取材・文/根本直樹

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