札幌地裁=札幌市中央区 北海道江別市の公園で2024年、大学生長谷知哉さん=当時(20)=が6人から集団暴行を受け死亡した事件で、強盗致死などの罪に問われた当時18歳の元アルバイト川口侑斗被告の裁判員裁判の公判が3日、札幌地裁(高杉昌希裁判長)であり、検察側は無期懲役を求刑した。
検察側は論告で、川口被告が長谷さんへの暴行や金品の要求など「犯行全体を主導した」と指摘。「暴行は50回以上に及び、圧倒的な暴行を担った」とした上で、「最大限の責任非難が向けられなければならない」と述べた。弁護側は暴行を止めることが困難な集団心理にあったなどとして懲役25年が相当とした。
事実関係に争いはなく、刑の重さが争点。審理が分離された当時17歳の少年は懲役30年を求刑されており、判決は7日にそろって言い渡される。