
キヨカは朝から鏡を凝視したまま、指でまぶたを押し上げて「ぱっちり二重だったら良かったのに……」なんて言うのです。急にどうしたのでしょうか。キヨカの目は私はとっても可愛いと思うけれど。そして今度は額の小さなポツポツを触りながら「可愛くなんかないよ。ニキビもできちゃったし、最悪」とご機嫌斜めです。
キヨカの言葉に、私ははたと止まりました。
クラスの男子たちが「女子キャンセルランキング」と名付けて、どの女子が嫌いかを決めているというのです。顔や服や、雰囲気に勝手に順位をつけているのだとか。キヨカに教えられた情報は、私にとってはあまりに衝撃的でした。


鏡の前で自分の顔を嫌いだと嘆くキヨカから、男子たちが「女子キャンセルランキング」という残酷な順位付けをしていると聞いてしまいました。
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10歳そこらの子どもたちが、容姿で人を「なし」と切り捨てる卑劣な行為が許せません。
「気にしないで」と励ましても、学校という閉鎖的な世界で怯えるキヨカには届かず、母親としての無力感に苛まれています。
鏡の中の自分を否定するキヨカに、どう言葉をかければその心を守れるのか……暗い泥の中にいるような心地です。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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