平和への祈り、灯籠流しに=原爆ドーム前、犠牲者鎮魂―広島

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2026年08月06日 20:02  時事通信社

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時事通信社

81回目の原爆の日を迎え、元安川に灯籠を流し手を合わせる子ども。右奥は原爆ドーム=6日午後、広島市中区
 原爆投下から81年となった6日夜、広島市中区の原爆ドーム前を流れる元安川では、犠牲者の鎮魂と平和を祈る灯籠流しが行われた。参加者が思い思いの言葉を書き込んだ灯籠は、水面を温かく照らしながらゆっくりと流れていった。

 中区の網本恵子さん(84)の祖母は、爆心地から約1.5キロ付近で被爆死した。以降、網本さんの母は灯籠流しを毎年続けたが24年前に亡くなった。遺志を継ぎ毎年参加する網本さんは「このまま平和が続けばいい」と願った。

 広島県呉市の高田一夫さん(77)は、孫の優羽奈さん(10)、陽人さん(8)と訪れた。親戚に被爆者はいないが毎年訪れるといい、今年は初めて孫と来た。優羽奈さんは「世界平和」と大きな文字で願いを書いた。

 東京都葛飾区の会社員男性(27)は、休暇を利用して急きょ広島を訪問。「歴史を勉強しておきたい」との気持ちで足を運んだといい、「核兵器廃絶」と記した。

 フランスから家族で訪れたイザベル・セルフさん(47)は「灯籠には家族で、虹やピースマークを描いた。原爆の被害に見舞われたすべての人々に思いをはせた」と話していた。 

81回目の原爆の日を迎え、元安川に灯籠を流す子ども。右奥は原爆ドーム=6日午後、広島市中区
81回目の原爆の日を迎え、元安川に灯籠を流す子ども。右奥は原爆ドーム=6日午後、広島市中区
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