【卓球】19歳松島輝空「正直、負け試合だった」大逆転で4強入り…強調した“心の強さ”

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2026年08月08日 16:13  日刊スポーツ

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男子準々決勝でチャン・ウジンに勝利し天をあおぐ松島輝空(撮影・垰建太)

<卓球:WTTチャンピオンズ横浜>◇8日◇第5日◇横浜BUNTAI◇男子シングルス準々決勝


世界ランク3位の19歳松島輝空(そら)が、大逆転で4強に進出した。


同9位のチャン・ウジン(韓国)に4−3(10−12、11−9、1−11、11−8、10−12、11−9、11−8)で勝利。ゲームカウント2−3の劣勢から、終盤に2ゲーム連取でひっくり返した。


「正直、負け試合だったなと思っていた。そんな中、ピンチの場面でたくさんの声援をいただけたので、それが踏ん張る糧になったのかなと思います」


第1ゲーム(G)は先にゲームポイントを握りながら落とし、第3Gは1点しか奪えずに攻め込まれた。第5Gも優位な展開から終盤で逆転を許し「やることがない」ともがいた。


ただ、第6Gはサーブからの得点や打ち合いで上回り、11−9で奪取。相手のサーブに苦しみながらも「1球でも多く返すことを意識してプレーしていた」と冷静だった。最終第7Gは4−8の崖っぷちから、怒濤(どとう)の7連続得点。第1シードの底力を示し、大接戦をものにした。


4月に19歳になったばかりのホープ。今年1月の全日本選手権で2連覇を達成。7月上旬のUSスマッシュでは日本勢初優勝を収めた。「気持ちの面で強くなっているのは間違いない」。階段を駆け上がる日々が、自信につながっている。


「最近は結果が出てきて、勝ち続けなければいけないというプレッシャーや自覚もあります。でも簡単には負けないという気持ちでいる。それが気持ちが強くなっている要因かなと思います。プレッシャーを感じると自分のプレーができなくなってしまう。プレッシャーは何も考えずに、自分のプレーに集中しています」


精神面の向上にあたっては、日本を長年引っ張っている張本智和の存在も大きい。近頃は練習をともにすることも多い。「気持ちの面では世界で一番だと思っています。そういう刺激を日ごろからもらっている」。4歳年上の強気な背中も、成長の糧にしている。


2回戦敗退だった昨年から、今大会は準決勝進出と躍進。前回王者の張本に続き、日本勢での連続優勝まであと2勝とした。


「こういう試合をすることによって、見ている皆さんも楽しんでいらっしゃると思います。こういう中で勝つことはスポーツの素晴らしさの1つだと思う。今日はそれを見せせられて良かったなと思います」


19歳の活躍に、自国ファンはおおいに沸いた。9日の準決勝、決勝でも、強くなった心に裏打ちされたプレーで観衆を沸かせる。

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