
熊本県での地震発生から、11日で2週間です。7人が亡くなったイオンモールの爆発事故をめぐり、イオンはいったん避難した従業員に再び入館することを認めた事実があったと明らかにしました。
【写真を見る】「一時入館を認めた事実があった」イオンモールが11日に発表
「事故の原因究明をしっかりと」熊本県知事も献花に献花台が設置されたイオンモール熊本。炎天下、多くの人が花を手向けました。
初めて現場を訪れた木村知事は...
熊本県 木村敬 知事
「(熊本)地震発災から、きょうで2週間。今回の事故の原因究明をしっかりと我々も協力させていただく」
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「イオンモール熊本」では地震後の爆発で、テナントの従業員7人が亡くなりました。
地震発生時、館内にいた約3000人の客は、30分ほどで避難が完了。その後、一部の従業員は館内に戻り、爆発に巻き込まれたとみられています。
爆発の翌日(7月29日)、イオンの社長は“避難後の再入館”ついて...
――「入っていい」などのアナウンス・許可は?
イオン 吉田昭夫 社長
「そういったことは一切ございません。明確に否定しておきます。一旦避難をした者は館内に入らないというのが、我々のマニュアルのルールになっております」
“再入館は社内ルールとして認めていない”と説明していました。
しかし、イオン側は8月11日、爆発の前に「一時入館を認めた」と発表しました。
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イオンの発表(11日)
「入館要望者への個別対応が必要となり、一時入館を認めた事実があったことを確認いたしました」
従業員から、車の鍵・携帯電話などの貴重品の回収や、レジ締めなどの要望があったといいます。
働いていた会社の指示で館内に戻り、爆発に巻き込まれて亡くなった大竹玖瑠美さん(22)の遺族は、イオン側の説明に対し...
大竹玖瑠美さんの遺族
「イオン側が絶対ダメですよと、そういう形であれば、玖瑠美はこういったことになっていない。ダメですよという形だったならばと悔やまれる」
イオンは今後、マニュアルの改定や従業員が勤務時に貴重品を携帯できるようにするなどの対応を行うとしています。
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11日で地震の発生から2週間。
熊本県内では、これまでに39人が死亡(災害関連死の疑いなど含む)。被害を受けた住宅は、2万3404棟にのぼり、いまも約3万3300戸で断水が続いています。
※11日午後2時時点
地震後はじめて迎えた、お盆の帰省シーズン。
熊本空港は11日、再会の喜びと安堵の笑顔があふれました。
帰省した男性
「無事が確認できてよかった」
息子家族と再会した女性
「家が散らかってるから掃除してもらおうと思って、楽しみで迎えに来ました」
大人たちは復旧作業の真っ只中。被災地では、夏休み中の子どもが安心して過ごせる場所が必要とされています。
氷川町にある護念寺では、親たちが片付けなどで忙しいと知り、一時的に近所の子どもたちを預かっています。
子ども
「みんなといたほうが楽しい」
中には、大地震の恐怖から抜け出せずにいる子もいます。
――今年の夏休みはどう?
子ども
「怖かったから一生忘れないと思う」
「とにかく1人が怖いから、誰かが居ればちょっとはいいかな」
求められているのは、子どもたちが“心から安心できる居場所”。
熊本・氷川町にある「宮原慈光保育園」は先週まで子どもを預かれませんでしたが、10日、午前中だけ保育を再開しました。
宮原慈光保育園 源大信 園長
「安心して遊べる場所、友達と一緒にいることで、気を遣わなくていいというのはあると思う。“日常”が少しあることで元気になるんじゃないかという期待はしている」
子どもを迎えに来た保護者は…
保護者
「だいぶ助かります。この間に食器棚とか冷蔵庫、電子レンジ買いに行って」
「実家の手伝いをして、やっと今住んでる家を片付けられたって感じ」
子どもの居場所づくりは、被災地が日常を取り戻す一歩にも繋がっています。
支え合う被災者たちの一方で「いま何が求められているのか」ニコラス・エドワーズさん:
熊本に行ったことがあり、最後は2019年にお仕事で行かせてもらいました。その時はまだ前回の地震の被災された状況が残っていて、熊本城なども足場が覆われている状態だったので、次に行った時に見られるのをすごく楽しみにしていたところでした。立て続けにというのがすごく心苦しいです。
藤森祥平キャスター:
2016年に引き続きということに加え、暑さも続き、疲労が積み重なる一方かと思います。その中で、子どもたちの安心のために支え合っている様子をどのように思いますか。
ニコラス・エドワーズさん:
災害時や被災した際に、自分がいま置かれている状況の中で何ができるのか。それが小さなことでも大きなことでも、みんなが心掛けてコツコツと地道に努力している姿が本当に美しいなと思います。その中で、僕らも支え合っていけるようなことを頑張っていきたいなと強く思いました。
小川彩佳キャスター:
被災された方たちが支え合う姿は、裏を返せば、法的な支援などの外部の手が十分に届いていないことでもあると思います。私たち含め、いま何が求められている支援の姿なのかを考えていく必要があるのではないでしょうか。
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<プロフィール>
ニコラス・エドワーズさん
米国出身 34歳
日本の歌に魅せられ17歳で来日
歌手・俳優・モデルとしてマルチに活動
