ママスタ聞き上手な人は、ただ黙って話を聞いているわけではありません。タイミングよく相槌を打ったり、質問したりしながら、相手が気持ちよく話せる雰囲気を作ってくれますよね。あるママから、こんなお悩みが寄せられました。
『うちの旦那は相槌を打ちません。私が話しているときは常に無言。「聞いてる?」と聞くと「聞いてる、聞いてる」「うん」と返事はありますが、相槌はなし。私だけではなく娘にも同じです。何度か相槌の打ち方を教えましたが、一向に変わりません。こちらも無言で聞く真似をしてみても「俺はそんなことない」とどこ吹く風。どうすればいいのでしょう』
投稿者さんの旦那さんは、返事はするものの、会話の途中でうなずいたり、「へえ」「そうなんだ」といった反応がないようです。相槌がないと「ちゃんと聞いてくれているのかな?」と不安になりますよね。そのたびに確認すると嫌がられたり、怒られたりすることもあり、投稿者さんはすっかり疲れてしまったようです。こちらのママのお悩みに、ママたちはどうアドバイスをしたでしょうか。ママたちの声を紹介します。
うちの旦那も相槌を打てません!話しにくい!
まずは、投稿者さんに共感する声が続々と寄せられました。
『うちの旦那と同じ。直らないよ』
『うちの旦那もそう。だから話しかけるのをやめた』
『うちも。「聞いてる?」ってよく言うし、「聞いてるよ」と返されるけど、実際はほとんど私の話を覚えていない』
『うちの旦那も相槌なし。「あのさ」と話し始めると黙ってこちらを見るだけ。私が黙ると「早く次を言えよ!」と怒られる。「うんうんって相槌を打ってくれないと話しづらい」と伝えても何も変わらない』
投稿者さんに共感する声が続々と寄せられました。「うちも同じ」という声が多く、相槌を打たない旦那さんは意外と少なくないようです。なかには「夫婦なんてそんなもの」という意見もあり、長年一緒にいるうちに、お互いへの気遣いが薄れてしまう面もあるのかもしれません。ただ、相槌は「あなたの話を聞いていますよ」というサインです。話を聞いていることを相手に伝える大切なリアクションでもあります。無反応のままだと、話し手は「興味がないのかな」「迷惑なのかな」と感じてしまいますよね。
相槌名人でも内容は忘れているかも?
『うちの旦那は相槌名人。でも翌日には私が言ったことを全部忘れている。お前はニワトリか?』
一方で、こんな面白いコメントもありました。確かに上手に相槌を打っていても、内容が頭に入っていないこともあります。そう考えると、相槌は「ちゃんと聞いていますよ」と安心感を与える一方で、「聞いているふり」ができてしまう万能な技でもあるのかもしれませんよね。
旦那への対処法は?「もう諦めた」「話を止める」
『第三者に協力してもらう。または本人に自覚がないなら録画して自分の姿を見せるしか思いつかない。相槌がないのは話す気が失せる。家族なら済むけれど、他人には失礼だよ。』
『うちもそう。私の話の7割はどうでもいい話だからなんだろうけど、大事な話のときはちゃんと聞いてくれる。だから雑談のときは相槌を気にせず話している。ちゃんと聞いてくれているなら、そういう人だと割り切ればよさそう』
『何も話さなきゃいい。旦那の話にも返事をせず「聞いてるよ」だけ言う。「聞く態度もない人に話すことはありません」と伝える』
『もう直らないと思うので、娘にも「無駄だからやめよう」と話している』
『相槌をするまでじっと顔を見て話すのをやめる。「で?」と促したり、「どう思う?」と意見を聞かせたりするのを繰り返す。』
「直らないから諦める」という声もあれば、「本人に気づかせる」「会話の流れを工夫する」といった方法を試しているママもいました。もしかすると、投稿者さんの旦那さんは「相槌を打つ」という行為そのものに意識が向いていないだけなのかもしれません。会話はキャッチボールですから、相槌が苦手なら「うなずく」「笑顔を見せる」「相手の顔を見る」「最後に感想を伝える」など、言葉以外の方法で「聞いているよ」という気持ちを示すこともできます。投稿者さんの旦那さんには、そうした表情や仕草での反応があるかどうかも確認したいところですね。
また、本人が相槌の必要性を感じることも大切ですよね。投稿者さんと娘さんが楽しそうに会話をしている様子を見て、「自分も会話に加わりたい」「このままでは家族の会話から取り残されてしまうかもしれない」といった危機感を持つことで、少しずつ意識が変わる可能性もあります。ですから、無理に直そうとするのではなく、しばらく見守るのもひとつの方法です。相手自身が「家族の会話にもっと参加したい」と感じたとき、自然と反応の仕方やコミュニケーションの取り方が変わっていくのかもしれませんよ。
話し手側にもできることは「途中で様子を見る」
『一方的に話すのをやめて、途中で質問したり感想を求めたりしてみたら?』
『頭の中で整理しているとか? たまに何を言っているのかわからない人もいるから』
『うちも旦那が無口すぎる。義母が一人でしゃべり続けて、人の意見も聞かないタイプだから、何か言ってもどうせ聞いてもらえないと諦めているのかも。だから旦那が返事してくれたときは笑顔でまた話を振るようにしている』
さらに、話し手側に問題がある可能性を指摘する声も寄せられました。話し手が一方的に話し続けていたり、話があちこち飛んでいたりすると、聞き手が疲れてしまうこともあります。会話は、一人で話し続けるものではなく、相手と一緒に作っていくものです。「聞き手が悪い」「話し手が悪い」と決めつけるのではなく、お互いが少しずつ歩み寄ることが大切ですよね。
夫婦で楽しい会話をするための根本的なポイントは
夫婦だからこそ、つい気遣いを忘れてしまいがちですが、会話は毎日の積み重ねです。相槌やうなずきといった小さなリアクションが、夫婦や親子のコミュニケーションを円滑にするきっかけになります。
ですから、お互いの欠点を指摘したり批判し合ったりするのではなく、「子どもに安心できる家庭環境を作りたい」「家族みんなが気持ちよく会話できるようにしたい」といった共通の目的を夫婦で持つことで、自然と歩み寄りやすくなるのではないでしょうか。相槌を増やすことそのものを目的にするのではなく、家族みんなが居心地よく過ごせる関係を築くことを目指せば、会話のキャッチボールも自然と増えていくはず。そのためには、一度夫婦で「どうしたら家族で楽しい時間をもっと増やせるだろう」と話し合ってみるのもよさそうです。そして、その手段の一つとして「会話をもっと楽しめるようにしたい」と提案してみてはいかがでしょうか。「相槌を打ってよ」「なんで反応してくれないの?」と相手の欠点を責める形ではなく、「家族みんなで楽しく過ごしたい」という共通の目標に目を向けることで、旦那さんも耳を傾けやすくなるかもしれません。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・猫田カヨ
■ママスタセレクトで読む