まだ割安な日本株は? NISAで注目したい「PER10倍以下」の5銘柄

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2026年08月18日 17:40  マイナビニュース

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日本株に投資したいものの、「すでに株価が上がっていて買いづらい」と感じている人もいるのではないでしょうか。そんなときに注目したいのが、企業の利益や純資産などに対して株価が割安な「割安株」です。



本記事では、PER・PBR・ROEの見方を解説するとともに、「PER10倍以下」「PBR1倍程度」「ROE10%以上」を目安に選んだ注目の日本株5銘柄を紹介します。

銘柄の割安度を測る指標



銘柄選びでよく使われる指標として、株価の割安度を見るPER・PBRと、企業の資本効率を見るROEがあります。

○PER(株価収益率)



企業が上げた利益に対して、株価が割安かどうかを示す指標です。「株価÷1株当たりの利益」で計算し、たとえば株価が1万円で、1株あたりの利益が1,000円なら、PERは10倍となります。



PERが低いほど株価は利益に対して割安とみられますが、適正な水準は業種や企業の成長性によって異なります。

○PBR(株価純資産倍率)



企業の純資産に対して、株価が割安かを示します。「株価÷1株あたりの純資産」で計算し、たとえば株価が1万9,000円で、1株あたりの純資産が2万円なら、PBRは0.95倍となります。



一般に、PBRが同業他社やその企業の過去の水準と比べて低い場合、株価が割安と判断されることがあります。ただしPBRの1倍割れは、株価が帳簿上の1株当たり純資産を下回っていることを意味するため、投資家から将来の成長期待が低いと見なされている状態ともいえます。



東証はプライム・スタンダード市場の全上場会社に対し、資本コストや株価を意識した経営を要請しています。PBRが継続的に1倍を下回る企業には、その要因を分析し、改善に向けた取り組みを開示することなどが期待されています。

○ROE(自己資本利益率)



株主の資金をどれだけ効率よく使って利益を出しているかを示す指標です。「当期純利益÷自己資本×100」で計算します。



一般的にROEが10%以上だと、効率よく稼いでいると判断されます。

注目の割安銘柄5選



割安と判断される日本株のうち、これから投資にチャレンジしたい方に向いている銘柄を5つ紹介します。事業内容を理解しやすい銘柄で、各指標が以下の基準を満たしたものを選定しました。


PER:10倍以下

PBR:1倍程度

ROE:10%以上


※投資に関する最終判断は、必ず読者ご自身の責任において行ってください

○雪印メグミルク(2270)



牛乳・チーズ・ヨーグルトなど、乳製品の大手メーカーです。生活必需品のため、景気の波を受けにくい安定業績であり、ディフェンシブ銘柄の1つです。



予想配当利回りは、約2.6〜2.8%前後です。身近な消費財でビジネスモデルが理解しやすく、業績予想が立てやすいため、初心者でも扱いやすいでしょう。


○蝶理 (8014)



東レの連結子会社であり、繊維・化学品の専門商社です。PBR改善や株主還元への意欲が高く、商社株の中でも比較的業績が堅調です。



予想配当利回りは約4.3〜4.4%程度と、日本株の中では比較的高水準です。割安度だけでなく、配当に期待して保有するのも良いかもしれません。


○椿本チエイン (6371)



椿本チエインは、産業用チェーンや自動車用タイミングチェーンで世界シェア1位を誇る、大手機械メーカーです。事業自体の強みが大きく、2027年3月期(2026年年度)の連結業績予想も売上高・営業利益ともに、前期比18%増となっており好調です。



予想配当利回りは3.09〜3.11%程度です。毎年3月31日現在で株式を500株以上保有している株主には、株主優待ポイントを贈呈。食品、電化製品、体験ギフトなどに交換できます。


○カヤバ (7242)



カヤバは、自動車部品・鉄道車両部品・航空機部品などを手掛けるメーカーです。自動車用のショックアブソーバー(緩衝器)や、建設機械用油圧シリンダーなどで世界的なシェアを持ちます。



東証による「資本コストや株価を意識した経営」の要請を背景に、自社株買いや増配、不採算事業の整理など、資本効率の改善に取り組んでいます。


○燦ホールディングス (9628)



葬儀社トップクラスの「公益社」などを傘下に持つ、国内最大規模の葬儀専業の持株会社です。高齢化社会における葬儀の需要拡大と、M&A・事業拡大により業績を伸ばしています。



日本の構造的な高齢化という長期的な需要増トレンドに乗っています。単なる安定株にとどまらず、同業他社のM&Aや施設展開を積極的に進めており、売上・利益の拡大を図っています。


※PER、PBR、予想配当利回りは執筆時のもの。ROEは直近実績。



安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら(安藤真一郎)

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