
<阪神3−2ヤクルト>◇18日◇京セラドーム大阪
首位阪神が劇的な勝利を収めた。1点を追う9回、1死から佐藤輝明内野手(27)がヤクルト清水から右中間に29号ソロで同点。続く大山悠輔内野手(31)が左越えにサヨナラの14号ソロを放った。2者連続ソロで、今季5度目のサヨナラ勝利を収めた。
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連覇を狙う阪神の強さを象徴するような試合だった。1点差の9回で打順は森下、佐藤、大山。同点はもちろんサヨナラの機運はリーグ屈指だろう。その理想通りに佐藤、大山がソロアーチでひっくり返した。
この勝利は他球団に相当なインパクトを残す。1歩間違えれば3者連発もある。連発ではなくても1人出て2ラン、2人出て3ラン…。チャンスメイクにとどまっても下位打線につながる。相手球団からすれば何点あってもセーフティーリードとは考えにくい。抑えるべく投手運用を手厚くすれば、長いペナントレースで疲弊も出てくる。長い目で見ても阪神の強力クリーンアップは様々なプラス要素を生み出す。
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阪神目線から見れば、たとえ劣勢でも終盤の逆転劇がある。余計な失点を防ごうと、投手陣もより引き締まるだろう。藤川監督は「野球の一つの流れ。我慢していればいいことがあるという。本当にタイガースらしいゲームかなと思います」と言った。及川、湯浅、桐敷が無失点でつないだことも劇的勝利につながっている。
巨人がサヨナラ負けした後に阪神がサヨナラ勝利を収めた。この1勝は大きい。【只松憲】
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