
私は40年ほど前に、この家に嫁いできました。当時の私は嫁と同じように、ここではない土地で育った若者でした。しかしこの家に嫁いだ瞬間から、私の経歴や名前は消えました。「嫁」という役割だけが、私のすべてになったのです。


あの嫁がシンジの隣で幸せそうに笑う姿を想像するたび、私の人生が盗まれているような激しい怒りが込み上げるようになりました。私の稼ぎになるはずの金をあの女が使い込んでいる。私は何の役にも立たないケンイチを怒るだけの毎日なのに。そう思うだけで、血管がはち切れそうになってきました。

40年前に嫁いで以来、私は己を殺して義両親の介護や理不尽な扱いに耐え抜いてきました。
その苦労の対価として、「尽くされる側」になるのは当然の権利です。
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次は次男であるシンジの番です。
私の報酬であるはずのシンジの稼ぎを、どこの馬の骨とも知れない嫁が搾取するなど許せなかった私。
人生を無駄にさせないためにも、あの嫁から息子を取り戻し、必ず同居を実現させます。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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