
AIによって作られた画像や動画、音声はここ数年で急速に身近な存在となりました。SNSや動画サイトだけでなく、広告やニュース、検索結果などにもAI生成コンテンツが使われる場面が増えています。便利さを感じる一方で、「本物との見分けがつかない」「誤った情報を信じてしまいそう」といった声も少なくありません。
そこで今回ママスタセレクトでは「AIで作られた画像・動画・音声に不安はありますか?」というアンケートを実施しました。
AI生成コンテンツに「不安がある」と回答したママは……?
「ある」「ない」「その他」の3つの選択肢を設定して回答を募ったところ、もっとも多かったのは「ある」と答えたママたちで78.2%に達しました。一方で「ない」と答えたママは15.0%、「その他」は6.8%でした。
全体の8割近くと、じつに多くの人がAIへの不安を抱えていることが分かりました。
「本物かどうか分からない」が最大の不安
コメントのなかでも多く寄せられたのは、AIで作られたものが本物と区別できなくなっていることへの不安でした。
『本物との見分けがつかなくて、騙されそう』
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『自分も含め、騙される人が増えることへの不安』
『その情報がどこまで本当なのか分からない』なかには「どれもAIで作ったんじゃないかと疑心暗鬼になってきた」というコメントもあります。同じように感じる人も多いのではないでしょうか。
『真実でないことを、真実のように作られた画像や動画の嘘を信用してしまいそう』AI技術の進歩によって、以前なら「いかにもAI」と分かった画像や動画も、今では一般の人には判別が難しいレベルになっています。そのため「何を信じればいいのか分からない」という戸惑いが、不安につながっているのかもしれません。
誤情報や悪用への心配も
情報の信ぴょう性だけでなく、悪用や著作権への懸念も多くみられました。
『捏造、切り貼り、改変、誤解を招くものが多くて嫌になる』
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『画像をAIに吸われた原作者がかわいそう』
『偽物が多い。有名人を勝手に利用している』クリエイターや著作権への配慮を気にする声もありました。技術だけでなく、利用方法についてのルールづくりも早急に必要だといえそうです。
さらに、
『子どもの写真がAIに悪用されたら不安』との声もありました。SNSに子どもの写真を載せる家庭も少なくない今、「知らないうちにAIの学習や悪用に利用されるのでは」という不安は、子育て世代ならではの悩みともいえそうです。自分だけでなく家族や子どもを守る視点からAIをみている人も少なくありませんでした。
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AIならではの違和感や品質への不満
現状のAIコンテンツに対する「完成度」への不満も少なくありませんでした。
『単語の読み間違いがヒドイ。名前を間違っているのは一番イラつく』
『日本語は漢字があって読み方が難しい。誤字や読み間違いが多いのが本当に嫌。たとえば「お義母さん」を「オギボサン」と呼んだり』日本語の固有名詞や文脈の理解、細かな表現にはまだ違和感を覚える場面もあります。そのような、ほんのわずかな精度不足が「まだ全面的には信用できない」という印象につながっているのかもしれません。
『キャラクターや背景が統一されていないものをよくみる』
『絵面が似たような「個性のない」ものになっている』技術は進歩しているものの、映像の細かな整合性にはまだ課題を感じる人も多いようです。

AI時代だからこそ、情報を見極める力が大切に
『鵜呑みにしないようにしないと、と身構えないといけない。間違った情報を広げてしまうかもしれないので』一方で、「AIだから全部ダメ」という意見ばかりではありませんでした。便利な技術であることは認めながらも、「使う側が正しく判断すること」「発信する側が責任をもつこと」の両方が必要だと考える人も少なくありません。
今回のアンケートでは、約8割がAIで作られた画像・動画・音声に不安を感じていることが分かりました。不安の中心にあったのは、「本物かAIか区別できないこと」「誤情報やフェイクに騙されること」「悪用されること」への懸念です。
一方で「便利だからこそ正しく使ってほしい」「利用する側も情報を鵜呑みにしない姿勢が必要」という冷静な意見もあります。
AIは今後、教育現場や仕事、エンターテインメントなど、私たちの暮らしのさまざまな場面で活用されていくでしょう。だからこそ、便利さだけを受け入れるのではなく、「これは本当に信頼できる情報なのか」と立ち止まって考える姿勢も欠かせません。AIと上手に付き合っていくためのリテラシーが、これからますます求められていくのではないでしょうか。
【アンケート概要】
総回答数:547票
調査方法:インターネット
調査月:2026年7月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
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文・編集部 イラスト・Ponko
