
大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」などの工事を受注した大手ゼネコン・竹中工務店の現場責任者だった男が逮捕されました。下請け会社とともに工事費を水増し請求させ、自宅のリフォーム代などに充てていたとみられています。
【写真で見る】“水増し請求”させ自宅リフォームか 大阪・関西万博「大屋根リング」現場責任者を逮捕
大阪・関西万博「大屋根リング」 現場責任者を逮捕世界最大規模の木造建築として注目された、大阪・関西万博の「大屋根リング」。その建設に携わった思いを、男はこう語っていました。
河井辰巳 容疑者(2025年1月取材)
「私にとっては非常にやりがいのあるプロジェクトだったと思います」
大手ゼネコン・竹中工務店の社員、河井辰巳容疑者(61)。19日、背任の疑いで逮捕されました。
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河井容疑者は下請け業者と共謀し、2025年2月〜5月にかけ、万博の会場内にある仮設事務所の内装工事費用を複数回にわたり水増し請求させ、会社に約1400万円の損害を与えた疑いがもたれています。
“水増し費用”で自宅リフォーム? 約1400万円の行方は竹中工務店は大屋根リングの一部の工事などを担っていましたが、河井容疑者は工事の総括作業所長を務め、現場責任者としてメディアの取材にも応じる立場でした。
河井 容疑者(2025年1月取材)
「2021年、入札のころから、特に(大屋根)リングが世界最大規模の木造建築ということで、材料を集めるのに苦心しました」
警察によりますと河井容疑者は、工事の協力会社からの見積り、請求書の精算や支払いを決定する立場にいたということです。
河井 容疑者(2025年1月取材)
「共に働いてくれた人、作業員の方を含めて、我々と仕事した記憶を持ち続けて次の作業所や職場で活躍してほしい。他のゼネコンの人たちと一堂に会して仕事ができたということは、私の財産になったかなと思っています」
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職場で得たものを“財産”と語っていた河井容疑者。水増し分の約1400万円は、どこに使われたのでしょうか。
19日、自宅には捜査関係者の姿がありました。警察は、河井容疑者が水増し請求させた費用を自宅のリフォーム代などにあてていたとみています。
警察は河井容疑者の認否を明らかにしていません。
逮捕を受け、万博協会の副会長でもある大阪府の吉村知事は...
大阪府 吉村洋文 知事
「本当に残念に思います。万博工事に関連してということにもなるわけですし、厳正に会社としては対応してもらいたいと思います」
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