
凍結胚の保存期間による妊娠への影響
8月13日、中国の研究チームは「Human Reproduction Open」にて、凍結融解胚移植において、凍結後1年間は凍結保存期間と妊娠転帰に関連があると示した。
凍結保存期間が3ヶ月から12ヶ月まで間では、保存期間に伴い臨床妊娠率と出生率は低下した。一方、凍結保存期間が2年を超過した場合、臨床妊娠率と出生率は横ばい状態となり、妊娠転帰は安定しているといえる。
凍結胚の長期保存と有害な妊娠転帰
今回、研究チームは、文献情報データベース「PubMed」「Embase」「Cochrane Library」を用いて23文献を対象にシステマティックレビューとメタアナリシスを行い、凍結保存期間の長期化による妊娠への影響について検証した。
胚移植254017サイクルを分析したところ、凍結保存期間が5年を超過した場合、出生率の低下が認められた。3ヶ月以下の凍結保存期間と比べて、保存期間の長期化によって臨床妊娠率、生化学的妊娠率、出生率は低下した。また、凍結保存期間が1年以上では流産率と早産率の増加が報告された。
なお、出生体重ならびに奇形発生率において、凍結保存期間との有意な関連は確認されなかったが、3ヶ月以下の凍結保存期間より6ヶ月以上または12ヶ月以上では低出生体重児の割合が低くなったという。
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(画像はHuman Reproduction Openより)
Human Reproduction Open
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