K(&TEAM)/photo:Jumpei Yamada実写映画『ブルーロック』で凪誠士郎を演じたK(&TEAM)に対する反響が大きく、映画をきっかけにファンが急増している模様だ。
公開から2週間が経った実写映画『ブルーロック』。興行は夏休み映画に押され控えめではあるが、本作への評価は上昇を続けている。
胸熱なストーリー展開や迫力あるスポーツ×アクション描写などが多くの観客の心を掴んでいるが、特に好評なのが、キャラクターの再現度。人気漫画の実写化となると、公開前から不安な声が聞こえてくるもので、『ブルーロック』もその例に漏れなかったが、いざ映画が封切られると、俳優陣が見せる熱演がそんなネガティブな声を一気に吹き飛ばしたのだ。
■演技経験が少ない中での異例の抜擢
そもそも実写の『ブルーロック』は、原作漫画やアニメを一切見ていない、いわゆる“初見” “ミリしら”勢が絶賛している傾向にあるが、評価が当然のようにシビアになる原作・アニメ勢も、本作のキャラクター再現度には合格点どころか、驚きや賞賛の声をあげている。
そんな中、この2週間で多くのレビューやSNS上での感想を見ると、初見&原作・アニメ勢ともに圧倒的な支持を得ているのが、「&TEAM」のKが演じる凪誠士郎である。
凪といえば、190センチという長身に加え、天性の身体能力とトラップ力を武器に、常人には真似出来ないようなプレーを披露する、まさに“天才”ストライカー。(劇中ばっさりカットされているが)相棒の御影玲王とともにサッカー歴はたったの半年という“怪物級”の人物だ。
そんな難航するとしか思えないキャスティングに、Kは松橋真三プロデューサーに「Kさん以外には考えられませんでした」と言わしめ、演技経験が少ない中で異例の抜擢となった。
実際、スクリーンに映し出されるK演じる凪は、本当に漫画やアニメからそのまま飛び出してきたかのようで、「凪がいたんだけど…え、は?」「ほんまに本物連れてくるとは思わなかった」「この世にはあんな凪な人間がいるのですね…」と驚きの声が多く寄せられている。
また、Kのことを本作で知ったという人も多く、「ブルーロックでkくんを初めて知りました」「凪誠士郎、Kさんてお方は何者なの?え?凪誠士郎?本人?」と、かなりの衝撃を受けた人もチラホラ。
その反響は凄まじく、「ブルーロックの凪ちゃんを通してKくんをより知ろうと、最近YouTubeで&Teamの動画観てる」「原作勢でブルロのK凪見てケイくん気になってくれた方根がオタクだからI-LANDとか&auditionから履修してくれてるのめちゃおもろ嬉しい」と、本作をきっかけにKのファンになる人も多いようだ。
■「僕は天才じゃない」実は“努力の人”
Kは、「&TEAM」ではリードボーカルとメインダンサーを務めており、圧倒的なダンス力と感情豊かなハイトーンボイスでファンを魅了するグループの最年長メンバー。凪のような高い身体能力で、学生時代は陸上選手として活躍。2023年TBS「オールスター感謝祭」の名物「赤坂5丁目ミニマラソン」ではぶっちぎりで初優勝を飾り、大きな話題となった(2024年春は4位、2024年秋は6位)。
個人としても“本物の天才”に見えてしまうKだが、サバイバルオーディション番組「I-LAND」では、グローバル視聴者投票の結果により脱落となった過去もあり(※)、実際はなかなかの苦労人。そして、何事にもストイックな姿勢を貫く“努力の人”でもある。
(※その後「I-LAND」参加メンバーとオーディション番組「&AUDITION - The Howling -」デビューメンバーの9人で「&TEAM」を結成)
そんなKは、シネマカフェのインタビューでも、凪との共通点について聞かれた際、「僕は天才じゃないです。むしろ、超不器用」と回答。
松橋プロデューサーも、「芝居経験があまりないと悩んでいたようですが、実際に演じる姿を見て、サッカーの格好良さもさることながら、繊細な心の機微までも丁寧に表現されていて、この方に凪を託して本当に良かったと感じました。感情を表に出さず内に秘めたこの役は、本当に難しいと思います。陰でたくさんの努力をされたのだと思います」と、その努力を惜しまない姿勢を高く評価している。
アーティストとしてすでに多くのファンを持つKだが、映画界に彗星の如く現れたその衝撃はまだ収まりそうにない。ドラマや他の映画作品でも俳優としてのKを見たいと欲が出そうにはなるが、まずはこの『ブルーロック』で凪としての姿をもう少し見ていたいと思う。そして原作・アニメ勢で希望の声が多く寄せられているのが、「EPISODE 凪」の実写化である。それくらい、スクリーンでK凪をもっと拝みたい!
ちなみに、K単独の映画出演は『ブルーロック』が初であるが、「&TEAM」としては『パリピ孔明 THE MOVIE』にすでに出演している。こちらでも「&TEAM」はかなり重要(?)な役として登場し話題をさらっているので、気になる方は是非チェックしてほしい(とても面白い)。
『ブルーロック』は全国にて公開中。
(りんごあめり)