【タイムトラベル・コラム】2019年8月22日の景色 〜「次にくる」は本当に来た? 7年後から答え合わせする、あの日のニュース。〜

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2026年08月22日 18:03  mixiニュース

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本コラムは、当時のmixiニュースランキングデータをもとに、その日のネットの空気を振り返る連載です。今回は7年前の2019年8月22日をセレクトしてみました。

ランキング TOP20(1-10位)
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ランキング TOP20(11-20位)
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2019年8月22日。

この日のランキングを7年後から眺めてみると、当時はまだ答えの出ていなかったニュースがいくつも見つかります。

「次にくる」と選ばれたマンガは、本当に来たのか。深夜から店員をなくそうとしていたコンビニは、その後どうなったのか。

その一方で、2019年になって「変わった」と気づいたカルピスは、実はずっと前に改良されていました。

未来を先取りしていたものもあれば、過去の変化にあとから気づいたものもある。そんな時間のずれを楽しみながら、あの日のランキングを歩いてみます。

「次にくるマンガ」、7年後に見たら本当に来ていた

「次にくるマンガ大賞2019の結果」。

7年後の今、この見出しにはちょっと答え合わせをしたくなる魅力があります。

コミックス部門の1位は『薬屋のひとりごと』。2位には『チェンソーマン』が入り、6位には『その着せ替え人形は恋をする』、8位には『ぼっち・ざ・ろっく!』が並んでいました。さらにWebマンガ部門の1位は『SPY×FAMILY』です。

2026年から振り返れば、見覚えのあるタイトルばかりです。

たとえば『薬屋のひとりごと』は2023年にTVアニメの放送が始まり、2026年10月には第3期がスタート予定。さらに同年12月にはシリーズ初の劇場版も控えています。

そして2019年のランキングをもう一度見ると、『チェンソーマン』『その着せ替え人形は恋をする』『ぼっち・ざ・ろっく!』など、その後アニメになった作品が上位のあちこちにいます。

面白いのは、大賞を取った一作だけが「来た」のではないことです。

2019年にはまだ「次にくる」と呼ばれていた作品の名前が、7年後にはずいぶん見慣れたものになっている。

未来を予想する名前のついたマンガ賞を、未来から答え合わせしてみる。すると「次にくる」は、一冊どころではなかったようです。

深夜5時間の「店員ゼロ」から、店の外にいる店員へ

「ローソン 深夜店員ゼロ実験へ」。

2019年8月22日、ローソンが発表したのは、横浜市の店舗で午前0時から5時まで、店員をほぼ配置しない実証実験でした。

利用客はアプリのQRコードなどを使って入店し、会計はセルフレジ。店内には防犯カメラを多数設置し、外部の警備会社が監視します。

ただし、最初から完全な無人店舗だったわけではありません。当初はバックヤードに店員を1人配置し、まずは売り場を無人にするところから始める計画でした。店員による年齢確認や調理ができないため、酒やたばこ、「からあげクン」なども深夜には買えませんでした。

あれから7年。

ローソンが進める省人化は、「店から人を全部なくす」という一本道ではなく、別の方向にも進んでいます。

現在は、自宅などにいるオペレーターが店内モニターのアバターを通して、売り場案内やセルフレジの使い方を説明する「アバター接客」を展開しています。1人で複数店舗を担当することもでき、2026年7月には北海道の店舗にも初めて導入されました。ローソンによると、現在は36店舗で約80人のアバターオペレーターが活動しています。

2019年には、「深夜の5時間、売り場から店員をなくせるか」という実験がニュースになっていました。

7年後、店にいる人を単純にゼロにするだけではなく、店の外にいる人が画面越しに接客する仕組みまで登場している。

「店員がいる」とは、必ずしも「その店にいる」ことではない。2019年の「深夜店員ゼロ」と現在のローソンを並べてみると、コンビニでの人の働き方そのものが、少し違って見えてきます。

カルピスが変わった日と、私たちが気づいた日

昔のカルピスを飲んだとき、口の中に白い塊が残った記憶はありませんか?

2019年8月22日、「今のカルピスは飲んだあと白い塊が残らない」という投稿が話題になりました。

メーカーによると、確かに昔より白い塊はできにくくなっていました。

白い塊は、カルピスに含まれるタンパク質「カゼイン」と唾液の成分「ムチン」が反応してできるもの。「塊が気になる」という消費者の声を受け、大豆由来の「大豆多糖類」を加え、できにくくする改良が行われていました。

ところが、その改良が行われたのは2019年ではありません。

2002年です。

つまり、2019年に「そういえば最近なくなった」と話題になった変化は、17年も前に起きていました。

なお、2019年のメーカーへの取材では、唾液の成分には個人差があるため、改良後も人によっては白い塊ができる場合があると説明されています。

考えてみれば、商品の改良はいつも、その瞬間に私たちの記憶まで書き換えるわけではありません。

少しずつ新しいカルピスを飲み続け、17年後。誰かが「そういえば」と声を上げたことで、昔との違いが突然見えてきた。

商品が変わった日と、私たちが「変わっていた」と気づく日は同じではない。

2019年のニュースを振り返っていたはずが、気づけばさらに17年前の2002年まで戻っていました。


2019年8月22日のランキングを7年後から歩いてみると、そこにはいくつもの時間が流れていました。

「次にくる」と呼ばれていたマンガは、その後アニメになり、見慣れたタイトルになっていきました。深夜の売り場から店員をなくそうとしていたローソンでは、今では店の外にいる人がアバターを通して接客しています。

そして、「最近変わった」と思われたカルピスは、とっくの昔に変わっていました。

未来を予想したニュースも、未来を試していたニュースも、過去の変化にあとから気づいたニュースも、その日のランキングでは同じように並んでいます。

当時はまだ分からなかったことも、時間が経ってから振り返ると、少し違った景色に見えてくる。過去のランキングを歩く面白さは、そんなところにもあるのかもしれません。

あの日のあなたは何をしていましたか?

2019年8月22日。

『薬屋のひとりごと』や『SPY×FAMILY』を、もう読んでいたでしょうか。

カルピスの白い塊を覚えている人もいれば、「そんなもの、あった?」という人もいるかもしれません。

もしmixiに当時の日記が残っているなら、ぜひあの日の自分を訪ねてみてください。

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ニュースだけでは見えてこない、「自分だけの2019年」がそこに残っているかもしれません。

このニュースに関するつぶやき

  • 次にくるマンガ大賞2019の結果が、『薬屋のひとりごと』『チェンソーマン』『ぼっち・ざ・ろっく!』、『SPY×FAMILY』ってのは凄いね
    • イイネ!1
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